学者とマスコミはグルで頭脳支配
34134 不必要なものの代表 特殊法人
 
匿名希望 02/06/20 PM01 【印刷用へ
四方氏の「超国家・超市場論24」を読んで、あらためて不必要なものをいくつか考えてみました。

いくつか思い当たる中で、「やっぱりこれかなあ」と思ったものが特殊法人でした。現在、特殊法人と呼ばれる組織団体は76あります。例を挙げますと、道路関連では、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団、この4つです。地域振興関連では、地域振興整備公団や北方領土問題対策協会などがあります。あれやこれやで76団体あるのです。

この76団体それぞれが、その傘下に子会社を数社有している。社団法人や財団法人の場合は、その傘下に幾つもの社団法人と財団法人を持っている。本州四国連絡橋公団に例をとると、傘下の子会社が2社である。この公団の役員数は8で、そのうち天下りが6人。内訳は、旧国土庁2、旧建設省2、旧消防庁1、旧総務庁1。

役員報酬が年間ざっと2億4000万、この上に退職金が付加されて、それが億単位。平成11年度までの累積赤字が約9000億円で、平成13年には、道路整備特別会計に800億円の借り入れを申請。(産経新聞)

ここまで書いてきて、もうばかばかしくなってきているのですが、とにかく腹がたって腹がたって、なんとかならんもんか、こんな不必要なものはなんとか無くしてくれ、という思いで一杯です。一斑をみて全豹を知る。後は推して知るべし。他の公団も仕組みは一緒です。もっとひどいでしょう。天下って、高い報酬を手にし、また関連法人に天下って法外な報酬を得る。そしてその傘下の子会社に政治献金をさせる。

事業はそのほとんどを子会社に請け負わせ、不当に上げた利益から政治献金をさせる。こんな仕組みが、民間の参入を不可能にしている。

今まで、こういう構造が余り「判断の土俵」に上げられることもなかったし、国民もそう問題にしてこなかったのが現状ですが、これからは事情がちがいます。「必要か否か」という基底的な判断機軸が、このサイトで示された以上、やがて特殊法人も『判断の土俵』に上げられることになるでしょう。 
 
  List
  この記事は 33995 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_34134
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp