健康と食と医
340753 花粉症も改善、ビフィズス菌のスゴイ効能
 
匿名希望 18/11/11 AM10 【印刷用へ
ビフィズス菌は体の免疫機能を通じ、ビジネスパーソンを悩ませる花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギーを予防・改善する機能が認められている。森永乳業で長年、腸内細菌の研究・開発を行ってきた小田巻俊孝氏はこう解説する。

「アレルギーとは、本来は反応する必要のないものにまで反応してしまう症状のことです。ビフィズス菌には免疫のバランスを調整する機能があり、それにより免疫の暴走が抑えられ、アレルギーが緩和されるのだと考えられます」(小田巻氏)

ビフィズス菌「BB536」を用いて花粉症患者44名に対して試験を行ったところ、スギ花粉が飛び始める約1カ月前からBB536を13週にわたって摂取した群は、花粉症の自覚症状が緩和され、症状と関連する血中マーカーも改善されるという結果になった。

また、ビフィズス菌「M-16V」を用いてミルクアレルギーによるアトピー性皮膚炎の乳児15名に対して行った試験において、M-16Vをミルクに混ぜて摂取した群は、腸内のビフィズス菌の占有率が高くなり、アトピー性皮膚炎の症状が緩和されている。

ビフィズス菌にはこれらの効能が期待できるが、そのためには口からビフィズス菌をとることが大事だという。

「食べ物として体内に入ったビフィズス菌は、小腸に集まっている免疫細胞に刺激を与えます。大腸にはビフィズス菌がいますが、それが小腸に逆流することは通常ありません。ですからビフィズス菌を口から摂取して、小腸を通過させることが重要なのです」

さらに、ビフィズス菌は「肥満」のカギをも握っている。実は近年、太っている人と痩せている人では腸内細菌のバランスが大きく異なり、腸内細菌が肥満やメタボリックシンドロームの発症に関わっていることがわかってきた。そして一部のビフィズス菌を摂取することで、肥満が改善されることも認められている。

実際に、肥満の指標・BMIが高めの男女52名がビフィズス菌「B-3」を12週間摂取したところ、体脂肪の量が有意に低下した。

さらには、ビフィズス菌はストレスやうつといった「心の状態」にも関わってくる。その根底にあるのが、脳と腸は互いに深く影響を及ぼし合っているという「脳腸相関」の仕組みだ。連載第一回でもお伝えしたように、腸は脳からの指令なしに動けるばかりか、腸と脳が神経を通じてお互いに情報交換をしているのだ。

多くの人が慣れない環境におかれて便秘になったり、緊張のあまり下痢になったりする。逆に腸内環境がいい状態だと心を元気にする交感神経系が活性化され、腸内環境のバランスが崩れると脳に不安感がもたらされるのは、脳腸相関の作用でもある。

「ビフィズス菌は腸内で酢酸(さくさん)や酪酸(らくさん)という酸を生み出すのですが、交感神経にはこれらを受け取る受容体があり、これらを受け取ることで活性化することがわかっています。交感神経というのは、いわゆるポジティブ思考を生むような神経です」(佐藤教授)

だからこそ、ビフィズス菌を毎日とることがストレスやうつの予防・改善にもつながり得るというわけだ。専門家である佐藤教授も夕食後に毎日、ヨーグルトやサプリメントでビフィズス菌をとっているという。

まずはビフィズス菌を試してみて、自分の変化を観察してみるといい。うまくいけば、心と体の両方をいい状態に保ち、日々フルパワーで仕事に臨むための“守り神”のような存在になってくれるかもしれない。

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