もはや学校は終っている
34051 判断の土俵と解体・再統合 大学の例
 
石橋直樹 ( 37 大阪 企画営業 ) 02/06/19 PM10 【印刷用へ
最近仕事で大学に関わることが多い。平成4年に団塊ジュニア世代が18歳を迎えて以降、18歳人口は減り続ける一方で、大学は強力な淘汰圧力に晒されている。

大学の評価は、かつての偏差値評価が廃れ、人数による評価が端的な評価として使われる。具体的には入口としての応募者数、出口としての就職者数。入学金や授業料が評価の指標となることはなく、金額は後から付いてくる程度のものでしかない。

学士様という言葉は死語になり、大学を出たからといって箔がつく時代は終わった。大学に行くか否か、どこの大学に行くべきか、その判断は実際どれだけ役に立つのか、社会に必要とされているのかという視点になってきている。

それが就職者数に表れ、応募者数に反映されていく。そして応募者が定員割れとなる大学が珍しくなくなり、廃校や統合される大学が出てきている。この動きは目に見えて加速している。

>この様にして、『判断の土俵』を基礎とし、『人数』を評価指標とする新しい演場の中に、国家(身分)も市場(お金)も呑み込まれ、解体され、再統合されてゆくことになる。 (33995、四方氏)

認識形成を役割とすべき大学は、四方氏の上記投稿がまさに現実となっている端的な事例だろう。
 
  List
  この記事は 33995 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_34051
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
287066 堀場雅夫氏インタビュー:大学改革策を語る 阿部佳容子 14/02/07 PM07
111355 評価されている大学 斎藤浩明 06/05/03 PM08
109375 目先の可能性ではない。役に立つ「答え」が求められている。 藤澤仁 06/04/20 PM10
105440 就職者数で学校を選んでるって本当? 奥澤健 06/02/09 PM10
95648 大学って何? 匿名希望 05/08/06 PM09
94646 フリースクールの場合 前上英二 05/07/16 PM10
34122 高校においても再統合が unclefootballer 02/06/20 PM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp