宇宙・地球
339544 地球もファラデーモーターである1
 
山澤貴志 ( 53 鹿児島 ITコンサル ) 18/09/29 AM00 【印刷用へ
前稿では、「太陽は宇宙プラズマをエネルギー源とするファラディモーターである」という「新しい宇宙論」をみてみたが、地球も従来の学説では説明できないことが多い。

イ)潮力による抵抗があるのに地球の自転速度が一定なのはなぜか?
ロ)コアは鉄が高温高圧の液状で、その対流方向は、自転の逆向きだとされている。それも抵抗となり地球の自転速度を遅くさせると考えられるが、地球の自転速度が一定なのはなぜか?

といった問題です。三浦氏は、こうした疑問も、「地球は太陽プラズマをエネルギー源とするファラディモーターである」と理解すれば、解決できるとします。

以下、「プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ」より要約

>地球の自転に遅れがないのは、外部からなんらかの力が働いているためと考えたほうが自然です。

>ただし地球で観測されているビルケランド電流は高層大気である電離層に流れており、たしかにそこではジェット気流が流れていますが、この高層大気と地表大気の流れは一致していませんし、逆向きに吹く風もありますから、電離層のビルケランド電流とは別の動力源を探す必要があります。

>そこで地球ダイナモ理論が登場するわけですが、従来の地球ダイナモ理論では、地球内部のコアが内核と外核に別れ、液体状の外核で対流が起こり、そこに流れる電流が磁場を発生させていると説明します。しかし、地球中心部が高温高圧であるという前提自体に疑問があります。電気的重力の理論で考えると電位差が少ない地球内部には引力は作用していないからです。

ここで、「電気的重力の理論で考えると電位差が少ない地球内部には引力は作用していない」については以下の論考が参考になります。
リンク

>従来の科学では、地球や惑星が丸くなっているのは、引力があるためと考えられています。しかし電気的宇宙論では、引力は大気分子と電離層、大地の電位差が作り出している力です。微小重力下での実験によれば、水滴は丸い形をとることがわかっています。球体を作っているのはファンデルワールス力です。(水の場合は水素結合も加わる)ファンデルワールス力は分子間引力とも呼ばれますが、電気引力の一種です。

>物質の内部では、分子、原子はばらばらの電荷の方向を持っています。それが物質同士の距離が近づくと、プラスとマイナスがそろって、くっつく力を持つのです。接着剤は物質の間に入って密着することにより、ファンデルワールス力を生じさせることで、物同士を接着します。物質を強い力で押し付けることでもファンデルワールス力は生じます。

つまり引力は、「電離層、大地の電位差が作り出している力」であって、地球中心部から発生しているわけではないということです。そして、それを裏付けるのが、以下の地球のトモグラフィー分析に関する考察です。
リンク 

>この画像 リンク  は、地球内部の外核の状態を地震波の解析、tomographyで図示したものです。外核が円柱状に広がっている状態がわかります。もし、地球内部にも重力が働き、圧力が高く、外核が比重の重い金属であるなら、このような分布を示すことはないはずです。地球内部には重力が働いておらず、外核は比重の重い金属ではなく、マントルより軽いため自転の遠心力により円柱状になっているのです。

>地球内部が鉄、ニッケルで出来ているというのも地震波によって解析された推測です。引力から推定された地球の質量から、中心核の密度が推定され、鉄、ニッケルが溶けているのだろうと考えられているのです。質量が引力を生み出しているとする前提が条件です。しかし、深発地震の分析、無重力状態での液体の振る舞いなどから、地球内部には引力は作用していないと思われます。

以上の考察で、液状のコアを想定した従来の地球ダイナモ説は、地球が生み出す電磁力の説明になっていないことはわかりました。それでは、地球の自転を生み出している(電離層のビルケランド電流とは別の)動力源とは何でしょうか?

(次稿に続く)
 
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