企業を共同体化するには?
33709 祭りとイベントの違い
 
吉原徹 ( 50歳代 大阪 現場監理 ) 02/06/15 AM11 【印刷用へ
>祭りであれ、集いであれ、認識形成サイトであれ、何であれその場が、社会空間において物的な快美収束と同等以上の収束力を持つとすれば、人々はその場にお金を使う。<(四方氏)

『認識形成サイト』を有料化した場合、参加者が違和感を持つか否かはその人がもつ認識の違いによる。すなわち、『認識形成サイト』を「祭り場」とみるか「イベント広場」とみるかによって大きな差異がでる。
そもそも「祭り」とは神を祭祀者が中心になって共同体メンバー皆で迎え、神に捧げ物をたてまつり、共同の願いを再確認する場である。

日本の祭りにも色々あるが、共通要素がある。すなわち、「日常性からの脱出した空間作り」「周期性」「共同体意識」である。ここで、重要なのは周期性であり、ある周期ごとに厳しいしきたりに基づき行事を執り行うことにより、「ああ、自分はこの仲間の一員として生きているんだ」という喜びを再発見する、すなわち、「仲間意識」を実感する場である。これが有るか無いかが祭りとイベントとを大きく分けるものである。

祭りとイベント、外見的には良く似たようなものに見えるが概念的には全く違う。祭りとは、参加者の観点からみた「主観的な」ものであり、イベントとは、企画者の観点からみた「客観的な」ものという違いがある。すなわち、イベントは主催者側の目的にしたがって一方的に企画・運営される為、協働作業の場が無いのである。

「祭り場」とは、自らの意思で、自らの手で、仲間との協働作業で作り上げる場であり、その意味からすれば『認識形成サイト』は真の「まつり場」ということになる。
「祭り」という意識が芽生えれば、神に捧げ物をたてまつることが自然に行われる様に、サイト有料化に対しても全く違和感を抱かないであろう。祭りとイベントではお金に対する意識が異なるのである。すなわち祭りに対しては「皆の為にお金を出し合う」、イベントに対しては「お金を払う」と言う微妙な意識の差異がサイトの有料化、無料化の分岐点になる様に思われる。
 
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