もはや学校は終っている
336461 学校に行かないと決めた、12歳の哲学者が教えてくれること@
 
蔵端敏博 18/06/14 PM08 【印刷用へ
中島芭旺くんは10才のときに、自身の考えを記した著書『見てる、知ってる、考えてる』を出版し、全世界で累計17万部を突破している。

そんな中島芭旺くんが12才の今、インタビューに答えているのが興味深いので紹介したい。
BUSINESS INSIDER JAPAN ビジネス インサイダー ジャパンリンクより
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
○学校のシステムへの疑問から「前向きな不登校」に
―10歳にして本を出版されて、まわりからの反響は大きいのでは?
あまり、まわりの反応は気にしていないんです。学校の友達の接し方も特に変わったわけではありませんし、いつも通り。ただ、視野が広がったな、というのは実感しています。こないだ、ノルウェーで翻訳本が出版されたので現地へ行く機会があったのですが、どこに行っても自分で選択した生き方をすることを応援してくれる人はたくさんいるのだな、と感じました。僕と同世代で、「学校に行きたくないな」と感じている人に、「学校へ行かない」という選択肢があること、「10歳でも本が書けるんだ」ということ……何か少しでも感じ取ってもらえたらいいな、と思っていました。

―そもそも、ご自身の本を出版するきっかけはなんだったのですか。
9歳のころ、ホリエモン(堀江貴文)さんが「自分の経験が商品になる」ということを発信されているのを見て、それで自分に関する本を書くことに興味を持ち始めたんです。母に相談してみたら、Facebookでよく見かけていたらしいサンマーク出版の高橋朋宏編集長のFacebookページを見せてくれて。「この方のような編集長と言われる方が本を作るんだよ」と教えてくれました。それで、僕は自分の勘を信じて高橋さんにメッセージを送ったんです。「僕の経験を本にしたいんです」って。お母さんにも言わないで、勝手に。それから、高橋さんと会って、本を出すことになりました。

―芭旺さんが小学校へ行かなくなったのは、なぜですか。
いじめがあったのもきっかけの一つなのですが、学校のシステムに「疑問」を持ったのが大きな理由でした。何かを勉強していて、すごく興味のあることでも、授業時間が終わると、勉強をやめないといけない。なんで2時間じゃなくて、50分とかそのくらいなんだろう、って。テストのときもそう。問題を早く解き終わったら、本を読みたいのに、「まだテスト中なんだから読んだらダメ」「ちゃんと見直ししなさい」と言われる。見直したとしても、10分もあれば終わっちゃうのに。勉強することは好きだったけど、学校のシステムが自分に合っていなくて、嫌いだった。それで、お母さんに「もう学校に行かない」と伝えたんです。

―お母さまはどんな反応でしたか。
「よく言えたね」って。それまで特に相談はしていなかったんですけど、僕が学校に行きたくないのに気づいていたみたいです。「学校へ行かない」と決めたときには、怖さもありました。「友達に嫌われてしまうんじゃないか」って。そんなときに背中を押してくれたのが、『嫌われる勇気』という本でした。この本に教わったのは、好きなことをやる勇気を持つということ。おかげで今、自分の本を出したり、こんなふうに取材を受けたりすることができています。僕は不登校はひとつの才能だと思います。それは不登校するという決断を出来るという才能。自分を信頼できるという才能。(『見てる、知ってる、考えてる』より)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 
  List
  この記事は 324847 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_336461
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
336462 学校に行かないと決めた、12歳の哲学者が教えてくれることA 蔵端敏博 18/06/14 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
「経済破局に至る基本構造」
銀行国有化しかない
金貸しの没落=私権原理の終焉
2008年、世界金融危機は何を意味するのか?
西欧近代:宮廷ユダヤが王族への借金をカタに近代国家システムを形成
日本銀行の通貨発行の仕組み
影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった
TPPをめぐる俗論を反証する@〜横行する数字のトリック、おかしな議論への反証
TPPをめぐる俗論を反証するA〜「国益VS農業保護」論は、国益に反する
国破れてTPP在り
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル@
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼルA
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(2)カール・ポランニー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(5)エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(7)サティシュ・クマールその2
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(8)ヴァンダナ・シヴァ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(9)宇沢弘文
江戸時代の思想11 大衆支配のための既成観念を全的に否定し、新概念を創出しようとした安藤昌益
現状の経済システムに問題あり
作られた物欲
過剰消費のもう一つの理由
消費社会と受動社会がつくり出す、矛盾と危険性
国債残高
貨幣の問題をめぐってC
貨幣の問題をめぐってD
長期金利の上昇は本当に起こるのでしょうか?
市場「原理主義」の限界
市場は等価交換ではない、外部不経済を捨象している
等価交換など存在しない
消費の自由のいかがわしさ。
消費が変わる。消費を変える。
「所有価値」から「利用価値」への転換
市場社会は人間の欲望を飽くことなく増幅させるーーー金銭犯罪の五つの類型
フェアトレードは市場拡大の幻想取引ではないか?
自我経済学から共認経済学へ
「需要発から供給発へ」
諸外国の公共事業民営化はなぜ失敗したのか?

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp