生命原理・自然の摂理
336373 人は外圧適応体なのか
 
匿名希望 18/06/11 AM00 【印刷用へ
人が外圧適応態であることの実験。
人はさまざまな感覚を使って生活しています。代表的な感覚としては,いわゆる5感(視覚,聴覚,嗅覚,味覚,皮膚感覚)があります。皮膚感覚はさらに触 覚,圧覚,温覚,冷覚,痛覚に分けられます。また,そのほかにも,運動感覚や内臓感覚,そして平衡感覚などの感覚も存在します。
なお,運動感覚と深部痛覚を合わせて深部感覚と呼び,これと皮膚感覚とをまとめて体性感覚ということがあります。

そのような感覚を元に外圧を感知し、その外圧に対して適応することで人は進化をしてきました。
>全ての生物は外圧環境に対する適応態である。自然圧力に対する適応、他の生物(他の種)との間で生み出される圧力に対する適応、そして同じ種(あるいは 群)内部で生じる個体間の圧力に対する適応態として存在する。それぞれの環境の生み出す圧力状況下で、対自然闘争・外敵闘争(種間闘争)・個間闘争が活性 化され淘汰適応していくのである。そして、生物はさまざまな適応戦略をとっていくことになる。<
(3996 吉国さん)

では、外圧適応態である生物(人類)から外圧(刺激・感覚)をなくす感覚遮断実験(Heron 1957)と言われるものがかつて行われていました。(注意;今日では禁止実験の1つに挙げられています。)

●感覚遮断実験
生活的活動と食事とトイレ以外はまったく行わせず,感覚的なあるいは意味のある刺激入力を極度に制限する実験が,「感覚遮断実験」である。
この実験では,ほとんどの感覚が遮断される。そのため,被験者は初め,よく眠る。だが,そのうちに不快さを訴えるようになり,2,3日この状態を続けると,思考に乱れや空白が生じる。

これらの実験から言われていることは,人間の心理状態の維持にとって適度な刺激が必要であること,自発的で自主的な行動をする必要があること,そして,そうした活動の制限が行動への動機付けを生じさせていること,の3つである。
(《参考文献》心理学 出版社:東京大学出版会)

以上のような実験結果からも人類は外圧適応態であると言うことができます。
では何故外圧が無くなると人はおかしくなるのでしょうか?

1つは、今まで意識の対象が外圧に向かっていたものが(外向意識)、外圧を遮断することで内向きに向かった(内向意識)からという理由が挙げられると思います。
(内向意識によって全ての答えを自分自身に問いかけることになるが、自分の中に答えはなく、答えを得られないことで意識が錯乱状態になる。)

2つには、外圧に対して反発するものが中から上がってくるもの(内圧)の生起によって人々は活力を得ています。外圧を遮断することで内圧も同時に遮断することになる、という理由が挙げられます。

生物(人)は、外圧に適応するために様々な適応戦略をとって進化してきました。今後如何に社会が変化しようとも、社会=みんなの意識を的確に捉え(外圧を的確に捉える)適応していかなくてはなりません。
そのためにも外圧(刺激・感覚)を遮断や否定視するのではなく、肯定視し正対することが大切だと改めて感じました。

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