現代意識潮流を探る
335233 高校生に広がるインターンシップ
 
村上祥典 ( 40歳代 島根 電気設計 ) 18/04/29 PM11 【印刷用へ
以下、高校生に広がるインターンシップリンク より転載。
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会社で実際に働き、社会人体験をするインターンシップ。これまでは大学生の就職活動の一環だったが、高校生にまで広がりをみせている。果たして、高校生版のインターンシップはどんな意味を持っているのだろうか。
 関西キャリア教育支援協議会などによれば、高校生の職業体験が広まる兆しが見えたのは1998年ごろ。99年には文科省(当時は文部省)が教育改革プログラムの一つとして推進、各都道府県で本格的な取り組みが始まった。以降順調に拡大するように思えたが2005年ごろには足踏み、全国で3割程度の参加に止まった。その理由として、人口の多い都市圏で私立中学校の受験が増えたこと。私立高校からのインターンシップ参加は公立高校に比べ低く、そのことが体験率を下押ししているようだ。

 しかし、14年前後から、民間やNPOを中心に高校生のインターンシップや社会体験を後押しする流れが生まれてきた。
 NPO法人「Curiosity(キュリオシティ)」は、高校生の社会人体験のプログラムを推進。特徴は、単なる職業体験だけでなく、「起業」体験のプログラムを用意している点だ。「まじプロ」と呼ばれるそのプログラムは、高校生が、社会貢献となるビジネスアイデアをグループで企画し、実際に行う。収益はNPOや地域に寄付するという。

 キュリオシティによると、仕事やお金に対する理解を深めるとともに、グループをまとめる力、大人や他者とのコミュニケーションの大変さを体験する。


●起業を実際にやってみる
 NPO法人「カタリバ」は、職業体験ではないが、社会との関わりを持つ「場」を提供している。行っているプログラムは、社会や仕事について高校生同士で議論する「カタリバ」、週末や放課後に企業を訪問し、最前線の社会人たちと話をする「校外学習」など、高校生たちのやる気を呼び起こす仕掛けを用意している。
 ある調査によると、日本の高校生の7割以上が「自分の価値は低い」という自己肯定感不足に陥っている(中国を含む先進国の中で最も低い自己肯定感)。理由はさまざま考えられるが、高校生になるまで実社会との接触が少なく、学校と教科書だけで「社会」を学んでいることも、大きな原因だろう。

 人口減少、経済格差など現在の閉塞した社会情勢を考えると、高校生が「社会―働くこと」を真剣に学ぶ機会は、今後ますます必要とされていくはずだ。
 
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