次代の活力源は?
334684 モチベーションの誤解と主体性の鍵
 
斎藤幸雄 HP ( 54 愛知 建築設計 ) 18/04/07 PM10 【印刷用へ
> 絶対的受け身とは全体の状況が自分に要求するから立ち上がるというもので、この方が実は主体性が高い。(川喜田二郎著「創造性とは何か」より)

ここでいう「絶対的受け身」こそが、本当の「志」や「天命」であり、けっして「自分がやりたいこと」ではない、ということなのだと思います。

以下、「モチベーションの誤解と主体性の鍵 創造性とは何か/川喜田二郎」リンク より
 ==========================================================

絶対的受け身とは全体の状況が自分に要求するから立ち上がるというもので、この方が実は主体性が高い。主体性については、よく人に強いられてやるのは主体的ではないといわれるがそれは一般論であって本当は全体状況が自分にやれと迫るから、やらざるを得ないという方が、じつは真に主体的だ。

自分がやりたいからやるんだという方がいかにも格好いいように見えるけれども、その方が実は精神的に消耗が大きい。無理に自分を燃え立たせているという、何か不自然さがある。ところが全体状況でやらざるをえないとなってくると、強いられていると言えば強いられているとも受け取れるけれど、何か気が楽なのである。つまり自分と状況が一致しているということで、状況の外に自分がいて、外から状況をみているということではなく、自分の内側にも状況を持っているということでその状況の中から自分の主体性が導き出されてくるので、むしろ作為性が少ない。

(中略)

ここから出てくる問題は、全体状況を一つ一つの部分の足し算としてではなく、総体として集約的にとらえる能力がなければだめだということである。言葉を変えて言えば、状況全体がわからない人間、その部分部分だけを大写しにしてしか受け取れないような人には天命は聞こえてこないということである。だからこそフィールドに出てデータを集めるという現状把握の段階をちゃんとやることが創造的な行為には不可欠なのであるし、全体状況の把握なしに絶対感のある受け身は生まれてこないということである。

(中略)

「人知の「計らい」に固執する浅はかさを捨てた角度から物事の成り行きをみてみるとそこには自然の流れというものがある。実はそれこそが一人ひとりの人生にとって大切なものであり現代文明にとっても大事なものである」

(川喜田二郎/創造性とは何か)
 
  List
  この記事は 331479 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_334684
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
334997 主体性はどこから生まれるか 男と女の職場話 18/04/20 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
人権ファシズム
「権利」は自己正当化のために捏造された架空観念
架空観念で現実を体系化した法学が自己矛盾を引き起こすのは必然
矛盾だらけの法学が、社会を閉塞させている。
「セクハラ」の驚くべき事実。
規範なきマナーの氾濫
過剰な法令遵守が生む思考停止社会
『強制加入の年金制度』は、ねずみ講よりたちが悪い。
国家のあらゆる部門で粉飾会計
「公務」とは
勝ち組ほど、阿呆になる時代
特権階級の自家中毒
暴走する特権階級→忍び寄る『警察国家』の影
軍と官僚制の罠 〜古代国家の官僚制〜
暴走する「検察」@〜検察権力の強大さ〜
暴走する「検察」A〜検察を捜査する機関が日本にはない〜
財務官僚の無能、しかもその自覚全くなし
平成官僚は無能すぎる
文官高等試験合格者が権力の座に着いた昭和初期に日本はおかしくなり始める
CIAは実は無能なダメ機関⇒「エリートは超優秀」という騙しの崩壊
試験制度の問題性はどこにあるのか?
官僚制と試験制の通史的総括
官僚制と試験制の構造的欠陥
幕末の志士亡き後、戦前の試験エリートは失策に失策を重ねた
戦前から顕在化していた、詰め込み教育の弊害
明治時代初期:なぜ、学校一揆や学校焼き討ちが起こったのか?
日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚だ!〜中村敦夫氏が「霞ヶ関」の実態を暴露
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(3) 騙しの破綻→特権階級は追い詰められている
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく
『国を変える劇的な方法がある』 阿修羅
原子力利権 〜政・官・産・学・マスコミの結託→暴走〜
官僚と東電:特権階級=試験エリートの悪行
現職の鈴木宗男衆議院議員への不当な最高栽の有罪判決と投獄の政治弾圧@
広域暴力団「霞ヶ関」
最高裁(=検察審査会事務局)は「架空議決」という信じられない手を使って小沢を起訴した
世界中を巨大市場化していく諜報機関
CIAと麻薬の結びつき
エシュロンとNSAとの関係露呈の歴史

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp