次代の活力源は?
334607 心の豊かさを求める時代は、自分たちの働き方が商品になる
 
高橋謙太 ( 26 大阪府 会社員 ) 18/04/04 PM05 【印刷用へ
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生活者が欲求がモノの豊かさから「心の豊かさ」に移り変わっています。
目に見えないもの、抽象的なもの故に、創造性が求められる時代になった。

同時に「心の豊かさ」を知っている人でないと提供はできません。
だから、社員が仕事を通じ、それを体験している…豊かな人生を送ることが大命題になると考えます。
つまらない顔をして働く人に心の豊かさは提供できない、そう思うんだよね。


◆心の豊かさは、それを体験した人でないと提供できない
企業の理念、ミッション、ビジョンの多くは「世のため人の為」を謳いますよね?
一方で「自分たちがいかに働くか?」は置き去りにされている傾向があると思います。

でも、豊かさを知っている人じゃないと提供できない時代だから、働き方、生き方を真剣に考えた方が良いと思います。

まずは自分たちが実践し体験する→それをお客様に伝える。
他人の心配をする前に、自分をなんとかしろよ!って感じね。

例えば、自律型組織で有名な未来工業には、社内のいたるところに「常に考える」というパネルが貼り出されています。
それを実践している社員さんの話は、非常に説得力がありました。

この時に僕が感じたことは、未来工業だったら、お客様に「常に考える」というコンセプトの商品・サービスを開発して売ったら凄いことになりそうということです。

「実践して、その価値を知っている人が売る」

これがヒントになり、弊社のサービスが変わりました。

自分たちの働き方を商品にしようという発想です。


◆自分たちの働き方を商品・サービスにするという発想
弊社の目指す働き方は「その人だからできる事で、人に喜ばれ『私ってイケてるじゃん!』と感じられる仕事をしよう」というもの。

それは社内の話ですが、そんな生き方の素晴らしさを実体験として知っている社員は、お客様にもそれを提案したくなります。

「じゃ、やろう!」ってことで、本当にやった。

「その人だからできること」…人が持つ個性や特性、才能を活かして、人に喜ばれる場を創ったのです。
そこで出たキャッチコピーが、人の個性を色に例えた「2万色で描く未来」です。
(町の人口がざっくり2万人ってことね)

具体的には、地域の町内会へ行き、「自分たちの課題は自分たちで解決しよう、地域に眠る資源・宝を再発見して売り出そう」というワークショップを開き、アイデアを出します。

そこで生み出された宝…例えば「ウチの地区では美味しいキノコが採れる」とか、「紙芝居のサークルがある」といったものを弊社が毎年行っている、産直&クラフト市「おてんとさんぽ」で売ろうよ!と具現化していきます。

非常におせっかいな話だとは思いますが(笑)自分たちが体験した「心の豊かさ」を地域に広げる活動をしているのです。

思いはただ1つ、「私ってイケてるじゃん!」を多く創造したいのです。

この活動が行政から認められ、正式に業務委託を受けるまでになりました。
地域で開発された商品は弊社が売ります。
情報伝達が得意だし、地域で一番販売力がありますから。

そうなると「新聞を仕入れて売る」という業態が、「イケてるじゃん!屋さん」になるわけです。しかも、こうした地域活動を自ら作り出すことで、地域新聞の記事になりますから新聞販売にも好影響が出ますよね?

「自分たちの働き方を商品・サービスにする」

お分かりいただけましたでしょうか?

心の豊かさは提供する前に、自分たちが体験する。
とても大切なことだと考えます。
 
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