法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
332682 公園の禁止事項が子供に与える影響。遊び場の激減と想像力の低下
 
花塚優人 ( 23 神奈川県 会社員 ) 18/01/13 AM10 【印刷用へ
近年、子供が怪我をするため遊具の撤去や公園のゴミが増えるなどの問題から敷地内飲食禁止など、公園内での禁止事項が増加してきました。それにより、公園の本来の姿が変化してきており、子供たちの遊ぶ空間が日々変化していっています。
以下、気になる記事がありましたので記載します。



スポーツクラブは公園の代わりにはならない?

家や公園の木陰でお友達とゲームをする子どもが増えていった背景には、本来子どもの遊び場である公園に禁止看板が多すぎて、遊ぶ場所が無くなったという現実があるようですね。

これは子どもにとっては大問題です。外で自由に遊ぶ場所を失うと、子どもたちは運動不足になり、肥満になりやすくなります。その防止策として、子どもに運動をさせるために、スポーツクラブに入れる親たちが増えているのだそうです。

しかし、スポーツクラブでは、監督がスポーツに勝つために合理的なデータをもとに、子どもたちの運動技術の向上のために指導しています。確かにスポーツクラブは、強い精神と肉体、規律、集中力、忍耐力を養う上では、子どもの将来にプラスとなることは間違いありません。その一方、運動能力の高い選手だけが評価される競争社会でもあります。

また、スポーツクラブの環境では、監督の指導に従って、その技術を一心に習得していくのですから、自分よりも運動能力が低いお友達の気持ちや立場を理解し、そのお友達と一緒に頑張って勝ち負けよりもお友達ができるようになることを気にかけるような慈悲や思いやりのチャンスは生まれません。これでは運動能力の低い子どもにとっては自信をなくす場所にしかなりません。

“自由な遊び”で社会性がはぐくまれる理由とは?

“遊び”で大切なことは、子どもが自由な想像力の中で、想像力をめぐらせ、虚構の世界を作り上げ、その世界の中で、子ども同士で一定のルールを作り、目標を設定し、その目標をクリアすることを目指すことなのです。

虚構の世界といえば、ゲームも当てはまります。でもゲームの場合映像や声が飛び込んできて、映像の素早い動きと目標クリアのために子どもたちは集中します。そして、失敗するとGame Overとなり、リセットされ、再チャレンジです。

このゲームが子どもたちに悪影響を与えている理由は3つあります。まず、映像が素早い動きで飛び込んでくると、子どもたちは映像を一方的に受け入れ、想像力を働かせる余地はありません。成長過程にある脳の発達において、情報を受け入れるばかりで考えることをしないと、情緒面の発達が疎かになります。

ふたつ目は、リセットできることで「失敗すればやり直せばいい」と思うようになります。しかし、実社会ではやり直すことはできても、一度発した言葉や行動は消えませんので、やり直す時はその言葉や行動の後始末も付いて回ります。ゲームのように、リセットして全く同じことを再チャレンジできるようなことは何ひとつないのです。

3つ目は、体を動かさずに頭と手だけを使うので、勉強やゲームばかりしていると、運動不足で肥満体質になりやすくなります。幼児期から少年期にかけて、子どもは骨や筋肉の成長期ですから、運動不足は子供の体の発達にマイナス要因となるのです。

一方、子ども同士が遊びの中で作り出す虚構の世界に“○○ごっこ”というものがあります。“○○ごっこ”の場合、虚構の世界ではあるものの、ゲームとは違い、子どもが見た大人の社会の模倣です。つまり子どもが解釈した“大人の社会”の疑似体験をしているようなものです。

ここでもやり直しが可能ですが、実社会と同じように、失敗した事実を踏まえて後始末をしてやり直します。失敗すれば罰だって与えられます。成功すれば誉められます。コミュニケーションの練習にもなります。

想像力の大切さとは?

想像力は、相手の気持ちを思いやるだけでなく、危険を予測し危険からのがれるすべも学習します。未来への予測は、事態を把握し、目標を達成するための工夫を凝らし、失敗しないために、予測されるさまざまな問題を回避することも学びます。想像は予測を生みだし、将来起こりうる危険事項から相手も自分も守るのです。このような経験は、より良い未来を手にするための道標を作る練習にもなります。

さらに、目標達成のためにルールを守ることで、我慢することや協調性も身に付きます。子どもの小さな世界の中でも、約束を破るとどうなるかを体験し、自分が約束を守らなかったために、お友達が困ったり怒ったりしたことで、周囲に与えた迷惑を実感し、反省します。また、上手にできないお友達に教える方法も工夫し考えるでしょう。こうして一緒に頑張った結果、お友達ができた時の達成感を共有することもできます。

また、子どもの世界では取り返しのつかないようなことは滅多にありませんが、お友達を困らせ、泣かせることで、自分も悲しくなり、どうしていいかわからなくなることはあります。こんなとき、おおげさではなく、子どもにとっては、お友達との関係が取り返しのつかない絶体絶命のピンチに陥っているのです。

こんなとき、パパやママの登場です。パパやママが、子どもがお友達の気持ちを想像できるように、ちょっとしたヒントを与え、お手伝いをしてあげることで、自分に置き換え、他人の気持ちを想像することを子どもは学びます。この経験が、将来のコミュニケーションの礎を築くことにもなります。
 
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