新資源・新エネルギーの開発は?
331373 ペロブスカイト型太陽電池によって原発すべて廃炉
 
孫市 ( 41 宮城 会社員 ) 17/11/24 AM01 【印刷用へ
>この『専門家でない』点が重要だったのだ。

閉塞した社会において、専門家より素人の追求が社会を切り開いていくのかもしれない。


大槻義彦の叫び、カラ騒ぎ
リンク

-------------------------------------------------------------
ペロブスカイト型太陽電池によって原発すべて廃炉
2017/11/19(日) 午後 6:16

 この太陽光発電に実現すれば世界中から原発は無くなる
 と前回書いたらたくさんの方々から反響があった。そこで
 もっと詳細にペロブスカイト型太陽光電池について説明し
 よう。

  この太陽光電池を発見、発明したのは桐蔭横浜大学教授
の宮坂力教授である。彼は早稲田大学理工学部応用化学卒
で、私の教え子のはずだ。東大大学院から一時民間会社に
勤めた。もちろん『太陽光電池』はシリコンを使うので、
この分野は半導体の分野で、宮坂教授は 元々太陽光電池の
専門家ではない。この『専門家でない』点が重要だったのだ。

  しかも勤務先は横浜。横浜では環境関連の先進的なベン
 チャー企業には補助金を出す制度がある。そこで桐蔭横浜
 大学の意向もあって宮坂さんが中心となって効率よい太陽
 光電池を作るためのベンチャー株式会社を立ち上げた。

  何しろこれまでのシリコンを使う太陽光電池は作成工程
が複雑で製造コストがかかり過ぎる。このため原発の発電
 原価の2倍以上になってしまう。しかもシリコンは元々金属
に近いから重量も重く、それを載せる架台の構造も頑丈な
 ものでなければならず、それだけコストはかかるのだ。

  宮坂教授はシリコンをまったくあきらめた。軽くて安価
に製造できて、なおかつ半導体に近いものは何か。そこで
目を付けたのが『強誘電体』であった。強誘電体はチタン
酸バリウムBaTiO3が有名である。これはチタンTi、バリウ
 ムBa、酸素Oの3種の原子が体心立方体を成し側面の正四角
 形の中心にも原子がある構造である(図)。これが『ペロ
 ブスカイト構造』なのだ。

  正四角体の中心にある金属原子の電子は半導体のような
『バンド構造』をなす。ここに外部から光が入れば電子と
正孔(バンドの穴=プラスの電子のようなもの)が発生、
これがプラス極とマイナス極に集まる。これが電池。

  ペロブスカイト太陽光電池はすでにシリコン半導体と同
じ程度の発電効率に達している。一方、その製造は塗料を
『塗るだけ』と言われるから簡単である。ただ一つ問題な
 のはその耐久性である。年々耐久性は伸びているが数年が
『いいとこ』と言われシリコン半導体系の30年とは桁違
いである。

  すでにメーカーは製品発売をめざしているので耐久性は
格段に伸びて行くであろう。宮坂教授は『論文引用回数で
世界一』であり、そのため賞を与えられた。ノーベル物理
 学賞、ノーベル化学賞も近づいている。
  (ウィキペディアより引用  ペロブスカイト構造) 
-------------------------------------------------------------
(転載おわり)
 
  List
  この記事は 329646 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_331373
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
331502 「ペロブスカイト太陽電池」パナソニックが実用化へ 紺碧空 17/11/29 AM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?
トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ
隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行によって崩壊する私権体制
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代企業が生き残っていくのに必要な力は何か(前半)
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代、企業が生き残っていくのに必要な力は何か(後半)
自主管理への招待(1)工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。
自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない
自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
自主管理への招待(5) 否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ
自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則
学生に与う1 いま、社会の基底部で何が起きているのか
学生に与う2 私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走
学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足
学生に与う4 先行して共同体を実現した類グループ
学生に与う5 共同体の母胎は女性が生み出す充足空間
学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか
供給発のカギは、ゼロから新しい供給者を育成してゆく仕組み
新概念を使いこなせて、はじめて供給者になれる
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
出来ない、覚えられない
「みんなの成功体験」ならいくらでも積める
対面会議の欠陥
民主主義=会議という固定観念
集団統合の新たな仕組み:対面会議を超えて、全てをネットへ
企業革命の切り札は、社内ネット
経営者への提言:会議から社内ネットへ
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
共同体企業のネットワークをどう構築してゆくか
『類グループが勝ち続ける理由』〜まとめ〜
協同組合法:出資・経営・労働を一体化した働き方をしている人たちは10万人を越えている
「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」〜今、なぜ労働法について考えるのか?〜
感謝の心を損なう「有給制度」に代わる、『有給休暇一括買取方式』

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp