アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
329441 アメリカは北朝鮮に負け続けているという驚愕の事実
 
立石裕美 ( 兵庫 OL ) 17/09/09 AM00 【印刷用へ
★日本人が知らない朝鮮人民軍に関する驚愕の事実リンク

に続いて、北朝鮮の本当のはなし
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★アメリカは北朝鮮に負け続けているという驚愕の事実

という記事を紹介します。


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◆アメリカは北朝鮮に負け続けているという驚愕の事実

朝鮮半島の核問題は米国の韓国駐留に起因することは今さら言うまでもない。
第二次世界大戦後、朝鮮半島北部はソ連が、南部は米国が統治。互いに軍隊を撤収させる約束だったが、米国がそれを破り、継続して軍隊を駐留させた。
米国は南部の親米勢力を支援し、単独選挙、大韓民国建国へと導いた。
そして朝鮮戦争が勃発。
平壌奪取、共産主義打倒に失敗した米国は停戦協定に調印した。

停戦協定では、中国、米国、両国の軍隊の撤収が明記されているが、またしても米国はこれを破り、継続して米軍を駐留させた。
そして停戦から数年後に韓国に核兵器を持ち込んだ。
こうした歴史から、朝鮮半島の核問題の原因は米国であり、常に核の脅威に晒されてきた北朝鮮が核開発に走るのは当然の自衛策だと言える。

米国は自分の行為は棚に上げ、北朝鮮の核だけを問題視しているが、米朝間では米国の敗北だけが歴史に刻まれている。

今回もその流れにあることは明確だが、その前に米国の2度の敗北について振り返ろう。

★米国の外交的敗北、その1

北朝鮮は1985年12月、核拡散防止条約に加盟した。米国による核の脅威を除去し、朝鮮半島の非核化を実現する目的だった。
しかし、米国は、核保有国が非保有国を核で威嚇してはならないという条約に反し、北を威嚇し続けた。

北朝鮮の外交努力によって、1991年12月、「南北間の和解と不可侵、及び協力、交流に関する合意書」と「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」が採択された。

米国は「核兵器不在宣言」に続いて、「チームスピリット」合同軍事演習の中止を発表した。
これに基づき、北朝鮮は1992年1月30日、国際原子力機構と核担保協定を締結し、複数回の核査察を受け入れた。

しかし米国は、一般の軍事施設を対象にした「特別査察決議」を主導し、北朝鮮に対する核疑惑を増幅させた。

湾岸戦争で驚異的な武力を世界に知らしめた米国は、米韓軍事演習を再開させ、規模を拡大し、北朝鮮の都市を狙った具体的な空爆演習を繰り返し、北朝鮮に対する露骨な核脅迫を強めていった。
そして、米国は北朝鮮に対し、特別査察を受け入れなければ核施設を空爆すると脅した。

これに対し北朝鮮は、1993年3月8日、朝鮮人民軍最高司令官命令第0034号「全国、全民、全軍に準戦時状態を宣布することについて」を発令。

さらに北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)からの脱退を電撃的に発表。米国の核脅迫に武力で対抗すると宣言した。

北朝鮮の強硬姿勢に当惑した米国は、米韓合同軍事演習を前倒して終了させ、特別査察要求を撤回した。

米国が世界を牛耳ることができたのは、核兵器を中枢とする最強の軍隊を保持していたからで、北朝鮮のNPT脱退は米国の世界戦略の根幹を揺るがすものだった。
だから米国は北朝鮮に屈するしかなかった。
以降、米朝会談が始まった。

北朝鮮の関係者は、「NPT脱退で米軍による空爆を覚悟した」と述懐している。
だがそれはつまり、米軍と一戦交える覚悟があるという宣言に等しかった。

これに対し米軍が引いたわけで、会談も終始、北朝鮮主導で進むしかなかった。
米朝会談は、米国の二枚舌と遅延戦術、金日成主席の死去(1994年7月)などで紆余曲折を経ながらも、基本合意に至った。

その内容は、北朝鮮が核関連施設を凍結、解体し、非核化を宣言し、NPTに復帰する替わりに、米国は2003年までに200万kw規模の軽水炉発電所を提供し、それまでに毎年50万トンの重油を納入、制裁解除、連絡事務所開設、外交関係樹立、核兵器の不使用と威嚇をしないと宣言するというものだった。

合意履行の最も基本的であった軽水炉建設は、予定地に穴を掘っただけで終わった。

★米国の外交的敗北、その2

建設予定の2003年に北朝鮮は、再びNPTから脱退し、原子炉を稼働させ、核燃料棒に対する再処理を実施。
北朝鮮は核脅迫を強める米国に対抗し、核開発、核兵器開発へと歩を進めた。
そして北朝鮮は2005年2月10日、核兵器保有を公式に宣言した。

米国は6カ国協議などを通じて北朝鮮に核放棄を求め、経済制裁などで封鎖を図った。
北朝鮮2006年7月5日、ミサイル発射実験を実施。
米国は国連安保理を通じて制裁決議を主導し、圧力を加えた。

北朝鮮は2006年10月3日、米国の敵対行為から国の自主権と民族の尊厳を守るために核実験を行うと宣言。9日、ついに核実験を成功裏に行われた。

米国は事実上の白旗を振り、ベルリン階段を経て、2007年2月13日、6カ国協議合意を受け入れた。

核廃棄は明記されず、北朝鮮に対する金融制裁解除、「テロ支援国家」指定解除、貿易障壁撤廃、重油提供、国交樹立に向けた交渉開始などが盛り込まれた。

米国、日本がこの合意を履行せず足を引っ張るなか、北朝鮮は2009年4月に人工衛星「光明星ー2」号を発射、同年5月25日には二回目の核実験に成功した。
 
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