学校って、必要なの?
329317 「成績を上げろ」としか言えない教師
 
若林勇夫 17/09/04 PM08 【印刷用へ
テストでいい点をとっていい学校に入りなさいとしか教えられない教師は本当に多いようですです。終身雇用を目的として教員免許を取得したというだけの学生が教師には多いのかもしれません。

以下、(リンク)より転載。
********************************

■民間企業での活動経験が無い教師は多い
 
高度経済成長期には「でもしか先生」という言葉もあった通り、教師の質の低下などは世間でも問題になっていました。

「教師にでもなるか」
「能力がないから教師にしかなれない」

・・・ということから出来上がったとされる教師への蔑称ですが、1990年代以降は少子化に伴い採用枠は大きく減っているので減少傾向にはあるようです。

ただ、それでもやはり教師の質というものはお世辞にも高いとは言えないと思います。

私が中学生だったときの担任教師たちは1年から3年の時までの3名とも、一般企業での活動経験・社会経験がゼロという状態でした。

中でも中学1年の担任教師(32〜33歳の女教師)が、はっきりと自身の口からこのように話していたのを覚えています。

「私が教師を選んだ理由は、まずはやっぱり公務員だからですね〜。給料や待遇も含めて安定しているからというのが大きかった」

・・・と言うような事を話していました。

誤解の無いように言うならば、別に公務員という待遇目当てで教師になる人が全て問題と言っているのではありません。

ただ、結局は教師だって人間なので自分たちの保身や給料のことだけが心配な教師も数多く存在します。

子供たちの将来の可能性を広げることが大切と言いつつも、その教師の大部分が一般企業での経験が無い人ばかりだから何も教えられる事がないという現象は珍しくありません。

だからこそ、

「テストで良い点を取りなさい」
「少しでも上の学校に入りなさい」
「安定した職に就きなさい」

・・・こんなことくらいしか話す事ができない教師が沢山出てきてしまうわけです。

実際に、私が出会った過去の教師たちというのは殆ど例外なくそうした教師しか存在しませんでした。

要するに、「自分たちと同じ事をして、成績を上げて偏差値で縛られた世界を渡り歩いてなんとか頑張りなさい」としか言えないような人達が想像以上に多いわけです。

少なくとも私自身はテストで良い点を取るのも、良い学校に入るのも選択肢の1つでしかないという考えの人間であり、それは目的が有る人が選ぶべき道だと考えています。

どんな道があり、どんな未来があるのか?

何のために学校に通わなければならないのかなどの理由に対し、子供が納得できる理由を話せるような教師が殆ど存在しないのです。

■学校はゴールではない

学校が持つ役割というのは、将来本当にやりたいことを実現する為に必要な資格や知識・技術を得るために通っている学生たちに、そうした機会を与えることだと私は思います。

だからこそ、何の目的も将来の夢も何も無い人が

「とりあえずいい学校を卒業しておけばいい」
「よく分からないけど周りと同じことをしていれば安心だ」

・・・という理由で来たところで、当人にも学校側にも真の利益にはならないと考えます。

何よりも、海外ならばいざ知らず現状では日本の学校というのは公立などでさえも高額なお金がかかるのが殆どなのです。

そして、それに加えて数年間という時間も費やさなければならなくなるでしょう。何も考えずに学校に入る事でお金と時間という2つの貴重な資産が失われるかも知れないのですよ?

あくまでも目的地に到達するために必要だから学校で学ぶというのが本当の意味で大切なことで、学校は通過点なのではないでしょうか。

それが社会経験皆無の教師たちがいきなり上に立ち、子供たちを教え導くという立場に立っているからこそ

「良い学校に入りなさい」
「少しでもいい点をとりなさい」
「競争に勝ちなさい」
「正社員や公務員になりなさい」

・・・というようなことしか言えない教師で溢れているのではないかと思います。

少なくとも、私ならばこうしたことしか言えない人たちを教える側の人間に選びたいとは思いません。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_329317
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp