学校って、必要なの?
327746 学校にいじめがあるのではなくて、学校という構造がそもそもいじめ。
 
上前二郎 17/07/02 PM01 【印刷用へ
学校という構造がそもそもいじめを生み出しているリンクから引用させていただきます。
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五味太郎著「大人問題」より
(前略)
 「自分たちがこれから歴史を作っていけるんだ」という心持ちって素敵です。学んでばっかり、昔のことを拾い集めてばっかり、今までの材料を味わってばっかりというより、これから作っていくというほうがどう考えてもワクワクします。そのほうが子どもに馴染むから、子どもはそういうニュアンスがあると嬉しくなる。音符を並べると音楽が出来るんだ、色を塗ると絵が描けるんだ、文字を組み合わせると文章が書けるんだ、数字を操ると計算が出来るんだという可能性を知ること、その可能性はとってもワクワクするものなのです。
(中略)
教師も親も同じ地平で素直な良い子を求めるなら、子どもとしてはとりあえずそれに即して日和るしかない。速い漢字の書き方とか、抵抗ないニンジンの食べ方、宿題をうまく片付ける方法、そういうつまらない知恵と努力にかなりエネルギーを使うわけです。大人の満足のために、ものすごく無駄な時間を過ごすわけです。そしてそれが生活のほぼ全てになって、自分がやりたいこともできなくなっていく。やりたいことは何なのか、もうほとんどわからなくなってしまう。

この世から「いじめ」というものをなくしたいと思うなら、まず今の学校システムをなくせばいいと思っています。つまり、学校にいじめがあるのではなくて、学校という構造がそもそもいじめなのだと思います。
(中略)
それは幼稚園、保育園のころから、とっくに始まっています。字が書ける子、書けない子。行動が早い子、遅い子。発表会できちっとできる子、できない子。結果、出来る子はできない子をいじめている状態になります。そういう状態をわざわざ作り出すのです。
勝ったやつは図に乗る、負けたやつは落ち込む。できれば勝ち負けにこだわらない方がいいのです。あえて競わせようとする心理、下品としか言いようがありません。

子どもを並べたり、区分けしたり、順番をつけたりというこの構造自体がいじめの構造だと言ってまちがいないと思います。
(中略)
サーカスを見て、ぼくの娘たちは泣いていました。こいつらは正しいと思って、ぼくも泣きながらうれしく帰ってきたことがありました。動物に縄をつけて自転車に乗せてしまうサーカスって「嫌だなあ」と思う子どもの感性は正しいと思います。

極端な話、戦争責任とか植民地問題などと同じ根っこの問題だと思っています。少しでもこの動物と人間という歴史的問題が修正されれば、それに伴ってかなりいろんなものが融け始めるのではないかと思います。
--------------------------(引用終わり)-------
 
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327851 学校そのものの構造がいじめを発生させる 植田正治 17/07/06 PM09

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