人類の起源と人類の拡散
327570 赤ちゃんの言葉の発達過程から、人類の言語の登場過程を推定する
 
ブログ 共同体社会と人類婚姻史 17/06/25 AM00 【印刷用へ
胎児→乳児→幼児に成長していく過程は生命の進化過程をなぞっている。ということは、言語の登場過程を解明する鍵も、赤ん坊にある。 『赤ちゃんの進化学』(西原克成著)によると、赤ん坊は一歳までは身体構造上、気管と食道が分かれている。これは、サルをはじめとする哺乳動物と同じであり、身体構造的に言葉を発することができないらしい。
(中略)
@人類が言葉を話し始めたのは赤ん坊の成長段階でいうと1歳頃に相当する。A2歳に相当する段階でかなり言葉を話せるようになり、B3〜5歳に相当する段階で急速に頭脳が発達した(言葉がしゃべれるようになっていきなり脳が発達するわけではない。おそらく、この3〜5歳の脳発達に相当するのが現生人類の数万年前の急激な知能進化→道具や壁画の進化であろう)。

赤ん坊が1歳になる前に焦点を当てると、もう一つの顕著な変化がある。

生後数ヶ月の赤ちゃんはあらゆる言語の音を聞き分けられるらしい。それが、1歳を迎える前に大きな変化が起き、自国語に応じた脳構造に変化するらしい。
(中略)
一歳になるまでに、@赤ん坊の身体構造(喉)は、気管と食道が交差するようになり言葉が話せるようになる。Aそれまでは、赤ん坊はあらゆる言語の音(波動)を聞き分けられる脳機能を備えているが、生後8ヶ月〜1歳までの間に周囲で話されている言語に特化した脳構造に変化する。

原始人類が言語機能を獲得した時も同じ過程を踏んでいるはずである。

赤ん坊が生まれた時が、500万年前カタワのサル=人類が登場した時だとする。3〜5歳の急激な脳の発達が10〜3万年前の現生人類だとする。それから推定すると、人類の言語機能の発達過程は次のようになる。

1歳児≒350〜300万年前に喉の気管と食道が分かれた。同時に、それまで人類はあらゆる波動を聞き分ける聴覚(脳機能)を備えていたが、言語機能に特化した聴覚(脳機能)に変わる。小脳の発達と照準力を司る左脳シフト⇒右脳の抑制制御)もこの段階で進んではず。

2歳児≒200〜100万年前の間に、かなり言葉を話せるようになり、

3〜5歳時≒10〜3万年前に急激に脳が発達し、道具や壁画が発達する。 続きはこちら
 
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潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
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