子育てをどうする?
327386 学力アップにも!子供の『聞く力』を鍛える方法
 
加藤俊治 ( 63 大阪 ) 17/06/17 PM07 【印刷用へ
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「おしゃべりばかりしていて人の話を全く聞かない」「説明をしっかり聞いているように見えたのに、いざ始まると何をしていいかわかっていない」そういうことが多い子供は『聞く力』が弱いのかもしれません。

最近、子供の『聞く力』が弱くなっているといわれています。聞く力が弱いと、将来様々な場面で困ってしまうことにも…。聞く力の低下が与える影響や、聞く力を高めるためにはどうしたらいいのかについてご紹介します。


●聞く力が低いと理解できない
国語力には、『読む』『書く』『話す』『聞く』という4つの領域があります。この中でも、『聞く』ことは特に努力しなくても当たり前にできることとして扱われ、軽視されがちではないでしょうか。

しかし、ここでいう『聞く』とは、単に「耳から音が入ってくる」状態のことではありません。『聞く力』とは、聞こえてくる言葉や音に集中し、その意味を理解したり伝えたいことを読み取ったりする力のことをいいます。

聞く力が弱い子供は、相手の話に集中できずおとなしく聞き続けることができません。もしくは、きちんと聞いているように見えても、話の内容を具体的にイメージできなかったり、理解できなかったりすることも多々あります。

このように、きちんと『聞く』ことができないまま成長すると、理解できる語彙自体を増やすことができません。語彙力が乏しいと、話して伝えることがうまくできない、読み書きも簡単なレベルでしかできない 、ということにも繋がってしまいます。


●聞く力を鍛えると、子供の将来に必要な力が伸びる
『しっかり聞く』ということが理解力を高めるために重要であることがわかりました。それ以外にも、聞く力を高めることで、学業や社会で役立つさまざまな能力を養うことができます。

1. 周りに左右されない集中力が育つ
『聞く』習慣ができている子供は、自分にとって必要な情報を選択し素早く集中することができます。周囲の雑音や刺激に邪魔されず、根気よくやりとげることが容易になります。

2. 読解力が高まり作文も上手になる
『聞く』訓練がしっかりできていると、言葉だけで状況をイメージできるようになります。また語彙力も豊富なので、文章を読んで内容を理解することが得意になります。逆に、自分の頭の中のイメージを言葉としてアウトプットすることも上手にできます。

3. 学力がアップする
国語に限らず、すべての勉強は『言葉』を通して行われるため、きちんと聞けることは学習のしやすさに直結します。また、『よく聞く』ということは『よく考え深く理解する』ことでもあり、聞く力がつくことは学力アップに繋がるといえます。

4. 会話やコミュニケーションが上手になる
聞く力が高いと、相手の話から伝えたいことや考えていることを読み取れるようになります。相手のことを思いやったり、相手の立場を考えたりしながら、自分の思いを上手に伝えることができます。良好な人間関係を築く上でも、聞く力は大きな役割を果たします。


●まずは親から!子供の『聞く力』を鍛える方法とは。では子供の聞く力を鍛えるには、どうしたらよいのでしょうか。

実は、『会話の楽しみ』を知れば聞く力はおのずと高まっていくんです。

そのためにはまず、親が子供の話をよく聞いてあげることが重要! しっかり聞いてもらえたという喜び、そしてそれに対して相手が反応してくれたという喜びを実感できれば、会話のキャッチボールが楽しくなります。『相手の反応を期待する』ことが、『よく聞く』ことに繋がってくるんですね。

また、幼児期の読み聞かせを行うと、聞く力を高めるいい機会となります。さらに、本を読んだあとに感想を話し合う時間を作ると効果的! 子供がどんなことを感じたのかたっぷり話してもらい、それに対してパパ・ママも丁寧に返してあげましょう。ここでも、親がよく聞いてあげることがポイントとなります。

子供の聞く力を高めるには、まずは親自身の『聞く力』を高めることも重要。

パパ・ママも、自分がきちんと子供の話を聞いてあげているか振り返ってみましょう。忙しいときに話しかけられて「ちょっと後にして」なんて遮っていませんか? 長々と続く子供の話に飽き飽きして、スマホを眺めながら適当な相槌を打っていませんか?

親子で会話できる時間をたくさん作って、親子で聞く力を高め合えるといいですね。
 
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