否定脳(旧観念)からの脱却
327056 アメリカでは未だに進化論を信じない人が4割もいる。キリスト教=「倒錯観念」の最たるものの怖さ。
 
荘家為蔵 ( 60代 大分 営業 ) 17/06/04 PM01 【印刷用へ
■アメリカでは未だに進化論を信じない人が4割いる。キリスト教(=「倒錯観念」の最たるもの)の怖さ。
現実とは遊離した(非現実の)思念から出発した宗教や、これも現実には存在しない「自由・博愛」を標榜する近代観念は、非現実を現実と思い込むことから「倒錯観念」と呼ばれます。

一旦慣習化・肉体化された倒錯観念の影響力の強さの一例として、アメリカでは、世界は神が創造したと信じる「創造論」者が未だに半数近くいるという記事(「日経ビジネス アメリカの今を読む」  リンク)を紹介します。
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多くの日本人にとって、「エッいまだに?」と驚いてしまうことが米国で続いている。米市民の10人中4人が、人間が神によって創造された(創造論)といまだに信じているのだ。
 いや、ようやく10人中6人が「進化論」を信じるようになったと言い換えた方がいいかもしれない。米ピュー・リサーチ・センターが2015年11月に明らかにした調査で、ほぼ6割が進化論派になった。

しかし例えばルイジアナ州のボビー・ジンダル知事は創造論を擁護している。テキサス州のテッド・クル―ズ上院議員も「進化論は共産主義者が作ったウソだ。進化論については言及したくない」と述べている。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事やフロリダ州のマルコ・ルビオ上院議員も慎重な態度を取っており、学校では両論を教えるべきとの立場だ。

 彼らはいずれも共和党の大統領候補に名乗りを挙げている。創造論を信じている有権者の票を失わないための策であり、創造論を否定していない人が相当数いる証拠でもある。

・最近進化論者が増えた理由で最も大きい理由は、若い世代を中心に米市民が宗教と距離を置くようになっていることだ。米ピュー・リサーチ・センターが2014年に行った世論調査では、約5600万人の市民が無神論者か無宗教に属していた。2007年の同調査では約1900万人だったので、この間にほぼ3倍に増えたことになる。

 創造論への懐疑が時代とともに深まったもう一つの理由に、裁判での争いがある。過去100年の米国史をみると、学校で進化論を教えることを禁じる法律(バトラー法など)が存在した。
 その中でリベラルな考えを持つ教師は、進化論と創造論のテーマをわざと避けたりしたという。筆者が米国取材で出会った30代の男性は、小学校時代に先生がこの問題に触れなかったと語った。

 時代が下るにしたがい、進化論を教えることを禁じる法律は廃止に追い込まれていく。最近では05年にキッツミラー対ドーバー裁判があり、進化論側が勝利を収めている。
 それでも共和党大統領候補のほとんどは、進化論教育を積極的に口にすることはない。それほど強く、キリスト教の教義が米国社会に流布している表れでもある。
 
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