日本を守るのに、右も左もない
326512 「明治維新という幻想」〜ついに、こんな本が発刊され始めた
 
田野健 HP ( 56 兵庫 設計業 ) 17/05/15 AM01 【印刷用へ
幕末と明治維新、日本の転換期だがこの転換期の正しい史実は意外とあまり知られていない。実は日本史が文字として広く固定(=共認)されたのは明治以降に作られた教科書初めとする史書であって、それらが正しいのかどうかの議論すら近年まで長く排除されてきた。

2016年12月に発刊された森田健司氏の「明治維新という幻想」という著書はその本質にかなり迫っている。何回かにわけて投稿で紹介していきたい。著書のPOP帯に書かれてある宣伝文から紹介〜

「封建的な江戸時代、開明的な明治時代。教科書で学んだ"進歩する歴史像”は本当に正しいのか?幕末・明治維新150年を迎えるにあたり、歴史を再検証する!」

以下著書から抜粋〜
【新体制とイメージ戦略】
明治2年(1869年)5月18日、函館戦争が終結した。これをもって新政府軍は国内統一を遂げたことになる。文字通り血生臭い軍事力によって、彼らは政権を奪取することに成功したのである。
 戦争によって政権を得るという現象は、古今東西、頻繁に確認できるものである。しかし戊辰戦争が異様なのは、話し合いによって解決しようとしていた旧幕府軍を、ありとあらゆる手を尽くして、戦争に誘い出したことだろう。そしてまさに「見せしめ」として会津藩を血祭りに上げたことにある。
 新政府にとって、この後すべき事は何だろうか。第一は、政府体制を整備する事である。自身の権力を維持、存続させるために、それは当然必要だろう。だが、もう一つ、すぐに手をつけなければならない事がある。
それは、明治政府が「正しい政府」であることを証明し、喧伝することである。いわゆる「イメージ戦略」だ。
 実際、新政府は、自らの政権が正当なもので、戊辰戦争が避けがたいものだった事を様々な理屈を駆使して発信した。そして、少しずつ「正史」としての維新史を構築していった。それは端的に表現すれば「旧き悪しき近世=徳川幕府」を「自由・平等・博愛を旨とする近代=明治維新」が圧倒する物語をつむぐことだった。
(次投稿に続く)
 
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326513 「明治維新という幻想」A〜明治政府は「教科書」を用いて”己の正当性”を万人に染込ませた 田野健 17/05/15 AM02

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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
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