学校って、必要なの?
324585 脱学校原論 A 学校の害毒
 
山根教彦 17/02/26 PM07 【印刷用へ
「脱学校原論 A 学校の害毒」真宗大谷派僧侶 堀 蓮慈 リンク
より引用


(略)

とにかくそんな具合に、伝統的な学校は、人権より制度の都合が優先で、教育機関やなしに選別機関として機能してる。
そやから、学校へ行ったために自分に自信をなくして、自尊感情を失う、いうことが頻繁に起こってるはずや。これが人生最大の損失。

そういう風に育った親は、自分の子どもを愛することもできんで、子どもを学校的価値観、つまり「何ができるか」「言うことに従うかどうか」で評価する。「切れる」んも、犯罪を犯すんも、根っこはここにあると思う。

ほんまかどうか知らんけど、アフリカの「未開」の村に学校を作ったら、それまで必要のなかった刑務所も作らんならんようになった、いう話がある。急速な「文明化」のためには、強引な集団教育が好都合やったんやろが、もうそんな時代やないやろ。

学校に対する批判は山ほどある。それでもなおかつ学校へ行く最大の理由は、学歴がないとええ仕事につけん、いう思い込みやろが、はたしてほんまか?

確かに、公務員とか大企業の社員にはなれんやろけど、エジソンや松下幸之助みたいに大企業の社長にはなれるかもしれん。別にそないに欲張らんでも、自分の好きな仕事をするのに、学歴がいるとは限らんやろ。

戦後、サラリーマンが一番安定してる、いうことで、みんなが企業に就職しようとしたから競争が激化したけど、安定した嫌な仕事と、不安定でも好きな仕事とやったら、今の若い子は後者を選ぶんやないかなあ。

それは、「甘い」いうんやなしに、社会が成熟した、いうことなんや。ついでに言うとくと、安定を求めすぎると安心が得られん。何かあったらどないしょう、てビクビクしてるんに比べて、その時はその時で何とかなる、て思えた方が安心やろ。

 現実的な話として、やる気さえあったら歓迎する、いう職場は中小企業やったら結構あると思うし、なかったら自分で作る手もある。そんなことでけへん、て思うんは、学校や家庭で、劣等感・無力感を植えつけられたせいに違いない。

人間には本来いろんなことができる可能性がある。もし何らかの資格を取る必要があったら、通信教育が手っ取り早いし、大検を受ける手もある。塾で教えていた経験上言うけど、あれは本気でやる気があったら、かなりの確率で通るんや。特定のコースからはずれることを病的に恐れるんさえやめたら、人生はかなり楽になる。
 
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8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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