共同体社会の実現
324357 新しい教育法!?オランダで広まっているイエナプランとは?
 
日出・真田十勇士 ( 41 京都 会社員 ) 17/02/17 PM08 【印刷用へ
「未来の子どものための学び」としては、今迄の学校教育制度は解体され、それぞれの地域で生まれ受け継がれた、独自の知恵や知識の探索を未来の子供達はそれぞれのコミュニティーで行う機運が高まっている。

学校という垣根を取っ払い地域の中核施設としての役割を今後は求められるように思います。

まちなかの大きな家としての役割に、学校は変化する必要がある。

その特質のもとで生まれ育ったものを、大切に全体でも共有し生かしあうこと。そんな動きが当たり前になる未来が来る予感がする。

リンク より以下転載。

ドイツで生まれ、オランダで普及されている教育方法イエナプラン
イエナプランとは?

イエナプランは1923年にイエナ大学の教育学教授だったペーター・ペーターゼン教授によって始められました。
彼は「教授法から教育学へ」をテーマに4〜16歳の子供たちの教育方法を再編していきました。
1924年に子どもたちが“根幹グループと呼ばれる異なる年齢のグループで教育を受ける”という小さな試みが始められたのがきっかけでした。
その後オランダのスース・フロイデンタール・ルターが1955年にペーターゼンのイエナプランを発見し、研究が重ねられ、1962年にイエナプラン・スクール建設され、以降驚くべき早さで普及し、現在220校以上のスクールがオランダで活動しています。

■イエナプランの特徴
1. 根幹グループ
イエナプランスクールでは学級は異年齢の子どもたちによって構成されています。
通常、3学年にわたる子どもたち(例外的に2学年にわたる子どもたちの場合もあり)が「根幹グループ(ファミリー・グループ)」と呼ばれる学級に属します。
学級担任の教員は「グループ・リーダー」と呼ばれ、毎年新学年になるごとに、年長の子どもたちが次のグループに進学し、新しく年少の子どもたちがグループに参加する形です。原則として、担任であるグループ・リーダーは交替されません。
これにより子供たち自身で「教える」⇔「教わる」関係を構築することができるため、先生が前にたって授業をせず、フォロワーとして支える授業スタイルが可能となるのです。

2. 4つのサイクル ― 会話、遊び、仕事、催し
学校での活動は、会話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本活動を循環的に行います。
会話は、サークルを作ってグループリーダーも生徒と共に参加して行われます。
遊びは、教育学上の効果を期待したゲーム遊びなどのことで、企画されたもの、自由遊びなど様々な形態が用いられます。
仕事(学習)は、自立学習と共同学習の2種類があり、どちらも課題を意識してそれを達成するために行われます。
催しは、週のはじめの会、週の終りの会、特別の年中行事、教員や生徒の誕生日などで、喜怒哀楽の感情を共有して学校における共同体意識を育てることに目的が置かれています。

また、この4つの活動を循環的に行うために、時間割は教科別で作られず、4つの活動のリズミックな交替をもとにして作られています。
この4つのサイクルにより、子供達は自発的に考え、行動し、意見を述べることができるのでしょう。

3. リビングルームとしての教室
生と仕事の場としての学校を目的とし、学校は子どもと教員と保護者とからなる共同体とみなし、子どもが大半の時間を過ごす場として、リビングルームとしての環境づくりを強調します。
子どもたちは、ちょうど、ある家族などがそうであるように、年齢の異なる子どもたちから成っている根幹グループに置かれるのです。
どの根幹グループも、グループの空間、つまり、とても家庭的な環境を持ち、それは、子どもたちと一緒に作られ維持されていくものです。
こうして、子どもたちは、空間に対して、自分たちの空間であるという責任を学んでいくのでしょう。

4. ワールドオリエンテーション
イエナプラン教育では、理科・社会科など教科の区別はなく、ワールドオリエンテーションという総合学習の形態を用いられています。この考え方、教材、教育方法、カリキュラムは、オランダで特に大きく発達し、年間およそ8〜9のテーマを決め、学校全体で同じテーマに取り組みます。
基本的に、テーマである対象物に対する子どもの問いかけを学習の出発点とし、自分たちがあげた問いを整理して、それに対する答え探しの手順を話し合い、計画して学習を進める、というプロセスに、グループリーダーはファシリテーターの役割を果たしながらかかわります。

こうすることで子供達は自ら問いに意味を見出し、積極的に問題解決へ向かうことで、論理的思考を鍛えることができるのでしょう。
 
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