学校って、必要なの?
324084 「アクティブラーニング」授業内容の具体事例を集めてみた。
 
匿名希望 ( 40 大阪 技術 ) 17/02/07 PM06 【印刷用へ
「すべては君の『知りたい』から始まる」
「二兎を追う」
堀川高校の基本理念であるが、高校時代に2つ以上の目標を同時に追い求めることの意味は大きい。
ましてや「大学進学」するのか「就職」するのか、はたまた「起業」まで出来るのか?
近年大学進学率で続々と実績をたたき出している公立校。
日本各地の現場で行われているアクティブラーニングの具体的内容や、アクティブラーニングにて行われるグループワークの事例を集めてみました。

──◆◇ 京都市立堀川高校 ◆◇───
■基幹科目の「探究基礎」はHOP、STEP、JUMPの3段階で構成される。
2学期制で、HOPの1年前期は、「知る」ための基礎的なスキルを習得する段階だ。
パソコンの使い方から論理構築、論文の書き方などを習う導入期間を経て、グループ別のディベートで論理的な説得力を鍛える。
海外研修の行き先も生徒に任せることで主体性企画運営能力と自己管理能力を育てることにつながるとみている。
担当になった生徒は、そのコースに人気がなくて人が集まらないことがないよう必死でアレンジしようとする。
★恩田校長の前に校長を務めた川浪重治・市教委学校指導課首席指導主事は
「京都という町は昔から大名に治められたことがなく、町衆と呼ばれる人たちが物事を決めてきた。このせいか、自分たちで物事を解決しようという気風、DNAがあるようで、生徒たちにも主体的に物事に取り組もうとする姿勢が受け継がれていると感じる。そうした精神を大切にして、生徒の自立を応援したいと考えている」と解説する。
リンク WEDGE Infinity

──◆◇ 大阪府立金岡高校 ◆◇───
■世界の広告賞の審査員をやってみよう。
世界の広告賞に出品された5本の世界のCMを見て、クラス内でグランプリを決定する。
普段テストなどで"評価される"ばかりの学生が"評価する"機会を得られる。なおかつディベートで決定するのでグループ内、グループ間で盛り上がるのでは?
★ポイント
1.授業の意図、前バラシ禁止
「何のための授業か、前バラシしない」。今から数学やりまーす、とか、今からマーケティングの授業でーす、とか意図を、前もって言わないこと。
興味を引くような問題を、いきなりポーンと(いや、バーンと)出題する。そして、考えたりアウトプットしたり体験した後で、最後にその授業の意図を伝える。
世界の広告賞審査授業の意図は"クライテリア"、"ものさし"を持つこと、とのこと。
引用元リンク

──◆◇ 企業研修など ◆◇───
■「アイデア100連発」(新入社員向け)
例えば「ゼムクリップの使い方をできるだけたくさん考えてください」という問題。
最初は3分間でできるだけたくさん考えてもらう。次に5分でやり、一番多く考えた人に発表してもらう。
★解答事例
・テープ類の始まりがわかるように使用後クリップしておく。
・ルーズリーフ系の用紙も、輪ゴムとクリップがあれば綺麗に止められる。
・くいっと曲げて、ちいさな壁掛け用のフックに。
・スマホスタンド。特別なスタンドを買わずともクリップで安価に済む。
.etc

■「変な宿題」
Q.10文字以内で自己紹介してください
Q.校則の最後に1行書き足す権利をあげます。何を足しますか?
Q.3時間あげます。人生でやりたかったけどやってなかったことをやってきてください。
など、まさに変な宿題に挑戦する事で、発想力、構想力、統合力、プレゼンテーション能力などを培うことができます。
★ポイント
1. 問題が変である。(=好奇心をそそられる)
2. 決まった答えはない。 (=全員クリエーター、全員正解)
3. 自習である。(=身の回りから自ら体験し勝手に「気付く」)
その他、各設問には、Creativityを培うための裏テーマを必ず設けているため、クリエーティブについていつの間にか学んでいる。
1度受けるとスポンジ状態になり、色々な物事や全ての教科が面白くなる?
引用元リンク


アクティブラーニングを考えるとき、"スピードを持って数多く考えさせる"、"多様な価値観を認めていく"ことも重要ポイントのように思えます。
先生が正解に近づけるために、生徒が答えを言ったら「惜しいなあ」「うーん少し離れた気がする」などとヒントを出して正解に近づけるのではなく、"正解が無い"のも面白いのではないでしょうか。
またグループワークについて、特に日本人は"ディベート力が弱い"との評価をいただくことも多く、克服のヒントになるような海外の授業事例も改めて投稿したいと思います。
 
  List
  この記事は 323963 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_324084
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
324233 【アクティブラーニング】5カ国の小学校の座席システム。実は、全部違った。 匿名希望 17/02/12 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp