学校って、必要なの?
323980 やりたいことに多くの時間をさけるN高校に、難関大学受験コースが登場。
 
横田雅彦 ( 27 群馬 営業 ) 17/02/03 PM06 【印刷用へ
 N高等学校といえば、近年登場したネットと通信制高校の制度を活用した画期的な高校で、高校卒業のための学習にかかる拘束時間を最小限にし、自分の学びたいことに多くの時間をさけるのがウリだ。授業の内容も、自治体とタイアップした仕事体験やドワンゴ社で活躍する現役プログラマーからプログラミングスキルを学んだり、パティシエ・デザイナー・メイクアップアーティストなど一流のクリエイターから技術を学ぶなど、「実学志向」のメニューが豊富に用意されている。在学生も、モデルを目指しながら高卒資格を取れるなど、好評だ。
 そんなN高校に東大や医学部を目指すコースが登場した。学校関係者としては、「やりたいことがみつからない生徒でも、社会に出て活躍する道を提供したい」というメッセージがこめられており、受験に合格することがゴールではない。こちらのコースも他と同様、社会の最先端で活躍する人達が講師となる授業も企画されており、
生徒の主体性も高まりそうだ。普通化の進学校よりも成果が上がるのではないだろうか。

===以下、リンクより引用===
 ネットを使った通信制高校を展開する同学園だが、リアルの学びの場も提供する。定員はそれぞれ200名まで。中学卒業(見込)者、高校在籍経験者、高校転学希望者に加え、すでにN高等学校に在籍している生徒のコース切り替えにも対応する。授業料は、週5日コースが83万5700円、週3日コースが61万9700円、土曜日のみの週1日コースが40万3700円。
 通学コースは、「学校に通って勉強したい」というニーズに応えるとともに、“やりたいこと”が明確でない生徒に幅広い学びを提供すべく新設したもの。一般的な集団授業は実施せず、ネットの利点を生かし、各生徒の学習スピード合わせた授業を受けることができる。1クラス40人ほどを想定し、3人の担任を配置して生徒のサポートに特化する。また、教材はMacBookが支給される。
 高校卒業資格取得に必要な通常の授業は、ネットによる映像授業を受けることで、生徒それぞれの学習ペースに合わせて勉強を進めることができる。一般的な集団授業の場合、内容が統一されているので理解が早い生徒には退屈な授業となり、逆につまづいてしまった生徒は授業に置いていかれる場合が多いが、ネットの活用でこの問題を回避する。
 また、生徒自身が進みたい目標に合わせた課外授業「N 予備校」では、各業界のプロフェッショナル講師陣による大学受験講座、プログラミング、文芸小説、ゲーム、アニメ、ファッションなどの多様なプログラムを用意。通学コースのメリットとして、つまづいた箇所は、キャンパスの講師が直にサポートする。
 リアルの場を生かすため、バイリンガル講師による少人数の会話授業も実施する。実践的な英語・中国語を学び、話す、読む、書く、聞くを含めたトータルな外国語学習を実現し、初心者レベルから、中国語検定3級、TOEFL iBT70点、英検2級取得を目指す。
 そのほか、中室牧子氏、夏野剛氏、堀江貴文氏、田原総一朗氏、まつもとゆきひろ氏の5名特別講師として迎え、毎月異なるテーマでグループワークする特別授業「スペシャルN」を実施。情報収集、問題設定、議論から、最終的にはプレゼンテーションを実施する。そのほか、生徒自身が問題提起から考え、1年かけて解決策、それの実行、成果発表を行う「プロジェクトN」も実施する。
 カドカワ代表取締役社長の川上量生氏は、「通学コースは従来の高校にない仕組みを取り入れた。現代にマッチしたメインストリームを提供していると思っているが、教育の世界は革新のスピードが遅く、ネットやITなど世の中の動きに追いついてない部分がある。そこを我々が埋めていく」と述べた。
 また、新たな取り組みとして、提携コース「代ゼミNスクール」に医学部受験をサポートする新プランを開設する。各科目のマンツーマン指導や、生徒の得意不得意に最適化されたオリジナル教材、担任との合格への戦略を練るなど、受験勉強を支援する。
 プランは、高校3年生専用のプレミアムコースと、高校1〜3年生が対象のエクシードコースに分かれる。プレミアムコースでは、映像授業、対面授業、個別需要を組み合わせた最適なカリキュラムを組むほか、特典として、生徒と大学の相性を判断する「受験校マッチング診断」も提供する。
 また、医師になった後にも必要な英語の4技能試験対策として、ベストティーチャーのオンライン英会話を活用。小論文対策やコミュニケーション能力向上のため、医療以外にもITに関連した書籍などさまざまな読書を通じて討論する「リベラル読解研究」プログラムも用意する。
 料金は、プレミアムプランが年間394万円(週6通学)。通学日数が選べるエクシードプランでは、週1通学で年間71万円、週2通学で132万円、週3通学で196万円、週4通学で255万円、週5通学で319万円、週6通学で375万円。なお、これにN高等学校の学費が別途発生する。
 新しいプランは医系コースだけでなく、「国際留学コース」も2017年4月に新設する。これは、英会話スクールを展開するベルリッツと、ベネッセとの提携により実現したプランで、中学校英語の復習レベルからCEFRヨーロッパ言語共通参照枠A2-B1相当(GTEC for STUDENTS 680点)以上に到達することを目指す。
 コース内容は、まず4月から6カ月間、国内のベルリッツランゲージセンターに通学し、ベルリッツ講師による直接指導で英会話学習を受け、あわせて好きな時間にオンラインレッスンを受けることができる。十分に「英語脳」になったあと3カ月間、オーストラリアのベネッセグループの提携機関(ELS Language Center)に留学する。
 料金は、ベルリッツグループレッスンが139万円、3カ月の留学費用(語学学校の入学金、授業料、教材費、ホームステイ滞在費、往復航空運賃)は160万円。こちらも別途N高校の学費が発生する。
 角川ドワンゴ学園の大井川和彦理事は、新しいコースについて「N高等学校は(教育の)プラットフォームになりつつある」と述べた。川上氏は「結果を出すことを最優先に考えてカリキュラムを考えてある。それぞれの分野を目指したいという生徒に確実に“道”を提供したい」と述べた。
 
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N高等学校 「通信制高校選びネット」 17/10/27 PM09

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