宇宙・地球
321476 【宇宙気候】 2020年以降、小氷期が起こるか? (←雲への影響←宇宙線増加←太陽活動の極小期)
 
麻丘東出 ( 56 兵庫 ) 16/11/08 AM00 【印刷用へ
★現在の太陽活動は、19世紀初頭のダルトン極小期(1798〜1823)ほどではないが、100年前の異常低下レベルにある。

太陽サイクルは、1755年にスタートした太陽周期を起点として、1766年に終わったそのサイクルを「サイクル1」、1766年にスタートした次のサイクルを「サイクル2」というように数えていく。現在のサイクルは「24」にあたる。
サイクル23の太陽活動が始まったのは、1996年の5月で、太陽活動11年周期のリズムからいくと、2007年の中頃にサイクル24が始まる計算になる。

しかし、2007年が過ぎても黒点数は減り続け、実際にサイクル23が終わったのは2008年の12月にずれ込み、サイクル23の周期は11年ではなく約200年ぶりに12.7年に伸びた。
その際、日射量も1996年に比べて大きく落ち込み、2009年には太陽風も観測史上最低レベルになった。
そして、(サイクル24の始まりの)2010年の初めには、太陽活動の低下により、地球に降り注ぐ宇宙線の強度は史上最強レベルに到達し、それまでの記録を6%も塗り替えるほど急激に宇宙線が増加した。
また、2009年1月に開始したサイクル24は2013年にピークを迎えるが、やはり黒点数は通常よりも大幅に落ち込んだものだった。このことは、2008年の時点で、2013年に現れるであろう黒点の素となる極域の磁場の強度データーがすでに全サイクルの半分程度だったので、サイクル24の黒点数のピークが低くなることは、2008年の時点でほぼ予測されうることだった。

サイクル24のピークは、19世紀初頭のダルトン極小期(1798〜1823)ほどの黒点数の低さではないが、それでも100年前に太陽活動が異常に低下したときと同じ程度に低下している。
もしサイクル23と同じように、あるいはそれ以上に、サイクル24の周期の長さが伸びたとすると、太陽活動はますます低下していくことが予想される。
万が一、マウンダー極小期(1645〜1715)と同じように太陽周期が14年に近い状態になったとすると、その後数十年間にわたって太陽活動が低調になる可能性がある。
2009年1月から始まったサイクル24のあとに、数百年に一度起こるマウンダー極小期(→小氷期)のような状態が起こるのかどうか?
これから2020年頃までの4年間ほどが、長期的な太陽活動を占ううえで非常に重要な期間になる。
 
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