健康と食と医
321340 現代医学は宗教か? @
 
鎌田華菜 16/11/03 PM10 【印刷用へ
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私たちは今の医療、つまり現代医学による医療に対して、大変な思い違いをしているようです。

たいていの人は依然として、「医療は確実に進歩している。その最先端の知識や技術を駆使できる医者なら、病気は必ず治せるし、健康も改善してくれる。病院に行けば、ハイテク機器で病巣や病気の予兆を突き止められ、病気を予防することができる。だから医者や病院に頼るのは当然であり、自分自身ではどうすることもできないだろう」と思い込んでいるのではないでしょうか。
 
しかしながら、これはほとんど根拠のない、事実に反する妄想にすぎないことが、上記のような新しい医療、医学を提唱する著名な医学者によって明らかにされつつあります。
 
注目すべきは、それらの医学者が、西洋医学の権威的存在であるにもかかわらず、「現行医療は危険そのものである」と、みずから率直に告白していることです。そのために、当然のことながら医学界から異端視され、中傷や誹謗の的にされ、その社会的、職業的地位さえ脅かされています。

ふつうの人間なら命にかけても死守したいものを犠牲にして、真実を訴えつづけるこれら医学者の真摯な声に、私たちは無関心であってはならないと思います。

非難や妨害に敢然と立ち向かい、アメリカ医学界の改革に多大な貢献をし、全米健康連盟(NHF)の会長も勤めたイリノイ州立大学医学部教授のロバート・メンデルソン博士は、その著書『医者が患者をだますとき』のなかで、次のように述べています。抜粋、要約してご紹介します。


現代医学は宗教と化してしまった。人々は医療を盲目的に過信し、これを崇拝している。医療が自分たちの命を救ってくれる唯一の神だとさえ、勘違いしているのだ。じつは、医療の当事者である医者、彼らこそが人々の健康をおびやかしている最も危険な存在である。現代医学による治療は効果がないことが多い。というより、当の病気よりも治療のほうがはるかに危険だ。医者、病院、薬、医療機器など、現代医学を構成するこれらの9割がこの世から消えてなくなれば、現代人の体調はたちどころによくなる、これが私の確信である。

一例をあげよう。世界でも有数とされる心臓病治療センターであるクリーブランド病院の"すばらしい"治療現場が報道された。臨床検査、心電図、CT、レントゲン検査、開胸手術の総数など、世界的な実績を誇ってはいるが、いずれの処置も健康の維持、または改善ができるかどうかという裏づけがないものばかりだ。また、この『医療興行記録』によって救われた患者がいるのかという点については、何も明らかにされていない。
なぜか、それは病院というものが『医療工場』に成り果ててしまっており、しかもそこでは健康など生み出されてはいないからだ。この工場では、患者は健康を改善しにきた人間とはみなされない。患者は医療工場の経営を改善するための材料とみなされるだけである。

妊婦は病院へ行ってはいけない。病人として扱われるだけだからだ。医者にとって妊娠・出産は、10ヶ月に及ぶ病気であって、妊婦とは患者でしかない。点滴装置と分娩監視装置の装着、各種薬物の投与ばかりか、必要もない会陰切開と称する治療を押しつけられ、あげくの果てに医療工場の極めつきの商品が待ちかまえている。帝王切開である。
風邪を引いても医者には行くべきではない。医者はたいてい抗生物質を投与するが、抗生物質は風邪やインフルエンザにはほとんど効かず、それどころか、薬が原因で風邪をこじらせてしまい、病状がさらに悪化する。
新生児が母乳を飲まず、育児書どおりに体重が増えないからといって、医者のいうままにする必要などない。医者は母乳の自然な分泌を抑える働きのある薬(乳汁分泌抑制作用)を母親に飲ませるかもしれない。母乳が出にくい体質に変えられてしまった母親は、空腹の赤ん坊をミルクで育てるように指示される。これは危険なことである。
 
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