学校って、必要なの?
321193 なぜ勉強が嫌いになったのか?−高校生15人のメッセージ− 1年生編
 
松下晃典 ( 37 広島 kozo大工 ) 16/10/31 AM11 【印刷用へ
勉強を嫌いな人は多い。しかし、なぜ嫌いなのか人と意見を擦り合わせた人は意外に少ないのではなかろうか。

ここではなぜ勉強が嫌いになったのか?高校生の意見を紹介する。

意見をまとめると充足感のない「強制圧力」と「テスト(試験)」が主要因。現実とはつながらないお勉強を強制的にやらされ、それで評価までされてしまう。
確かにたまったもんではない。嫌いになるのも当然。

勉強を嫌いになってもらいたくない親の方が多いはず。であれば、勉強を好きにさせる選択肢は「こどもの自主性を育む」、「テストはやらせない」となるはずである。

勉強をやらせる塾や学校は全くのムダであり、活力を下げるだけ。

試験勉強で封鎖されてしまった追求回路を再生すれば成績は飛躍的に上昇する(リンク)。
大阪の類塾では『探求講座』という子供の自主性を育む取り組みを行っている。これは本当に理にかなっている。

リンク)より引用。

-------------------------以下引用-------------------------

(1)1年生の場合

■ 勉強が嫌いになったのはいつか、あんまり覚えてないけど、たぶん小学校に入学してだいぶたってからだと思う。入学したての勉強なんて、なんにもしなくても簡単にできるものだったし、親も今ほど勉強しろとうるさくはなかったから、勉強じたい嫌なイメージがなかったと思う。
  しかし、学年が上がるにつれ、だんだん学習の内容が難しくなってきて、テストで百点満点をとることが難しくなってくる。そうすると、よい点をとっていた今まで、何も言わなかった親がだんだん勉強を強要するようになり、友達と遊ぶ時間もおしんで勉強、勉強というようになる。自分はもちろん、やっても自分の何の得にもならない(その時は成績とかは、良くても悪くても自覚がなかった)勉強より、今、友達と楽しく遊ぶ方がダンゼン良かったと思う。しかし、これはうちの場合だが、やらないと遊ばせないとか、おやつをあげないとか条件を出されれば、やらざるを得ない。しかも、やっている内容がわかれば気持ちいいものだけれど、わからないとおもしろくないものだ。でもわかるまでやらされる。そういう積み重なる強要で、勉強のイメージがだんだん嫌な方へ変わってきたのだと思う。 (1年A)
 

■ 私が勉強を嫌いな理由は、はっきりいっておもしろくないからです。たまに興味のある単元もあるけれど、ほとんどは習っても将来役にたつことのないものばっかりだと思います。
  数学の足し算、引き算、掛け算、割り算とかは生活している中では必要なことですが、その他の√だとか、σだとかは一体何のために習うのだろう?といつも思います。一体何のために、役にもたたない計算問題や練習問題を解かなくちゃいけないのか、誰かに教えてもらいたいものです。
  化学でも、役にたつものを勉強するのはぜんぜんかまわないのですが、これもまたほとんど役立つものなどないと思います。そんなムダなことに時間をつかうのならば、もっと自分の時間として有効につかっていきたいと思います。(略) (1年B)
 

■ 一番嫌いな理由はメンドーくさい。私は小学校の頃から勉強はキライ。前は嫌いというより、遊びたかったからだ。中学の時は部活が忙しくて、ヒマ、やる気がなかった。今はだいぶ落ち着いて、自分のできる教科は嫌いでも好きでもないくらいになった。私が勉強したくないのは、いくらやってもテストで点数がとれない、わからないからだ。特に授業が楽しくない教科は苦手。
  ただ先生が黒板に書いているのを写し、説明を聞いているだけではおもしろくない。先生達も、もう少し授業を楽しく受けれるようにしてほしい。具体的にはよく分からないけど、楽しい授業がいい。楽しい勉強のしかたを教えてくれれば、少しは勉強する気分になれるのではないか。つまらない授業だと、かなりおしゃべりが多い気がする。
  (略)特に勉強は、自分で「自分は勉強ができない」と思うから、やる気が出ない。まずは、自分に自信をつけさすことが大切だ。 (1年C)
 

■ 中学1年ぐらいから勉強は嫌いだね。だってさ、勉強なんて大人になってから意味あるの?って思っちゃうね。大人になったって使わないのなら、中学、高校って勉強しなくていいんじゃない?私はそう思うけどね。
  私が嫌いになった時、なんでそう思ったのかわからないけど、きっと中学に入ったら、中間、期末のテストがあったからだと思う。小さいころから、勉強って好きなほうじゃなかったから、テストがあるたびに泣きそうになりながら勉強してたんだ。今だって同じだよ。中間、期末があるたびに、赤点とらないようにって必死になって勉強してるのに、全然出来ないんだよね。(略)
  勉強ができなくたって私達は大人になっていくんだよ。けど後悔はきっとするんじゃないかな? (1年D)
 

■ 勉強が嫌いになったのはたぶん小学校1年のときぐらいだった。算数の問題が全然解けなくて、先生におこられたことがある。それで嫌いになった。
  もうひとつは、親とかに勉強しなさいとか、春休み遊びなしとかやらされたりした。遊びだったら、自分の好きなことができるし、だいたい自由だった。しかし、勉強をしないと成績は下がるし、学校の授業がわからない、将来が苦しくなる。勉強のことになると、親はすぐむきになる。そして嫌な話ばかり聞かされる。とても嫌だ。だから勉強は嫌だ。(略) (1年E)

(つづく)

-------------------------引用終了-------------------------
 
  List
  この記事は 321048 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_321193
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
321402 時代遅れの教育を12年間やらされると・・・もうやめよう 佐藤英幸 16/11/05 PM08
321197 なぜ勉強が嫌いになったのか?−高校生15人のメッセージ− 2年生編 松下晃典 16/10/31 PM02

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp