もはや学校は終っている
318415 学び続ける子どもの育成〜子どもが主体的に追究し、応答し合う授業づくり〜
 
宮田一郎 ( 東京 ) 16/08/15 PM04 【印刷用へ
学び続ける子ども、、、なんと素晴らしいことか!
タイトルに惹かれ記事を読んでみた。

高知県南国氏の岡豊小学校では、社会科・生活科を軸に子どもを育てることをテーマに追究しているらしく、ただ学力向上にはまだつながっていない模様で、更なる工夫を続けている様子。

教えずに如何に教えるか、、、子どもたちだけでなく、仕事場面でも学べそうな内容だ。学校ホームページリンク から紹介する。


 本校はこれまで「社会科・生活科で子どもを育てる岡豊小学校に!」という共通理解のもと,育てたい子ども像を明確にして実践を積み重ねてきた。
・もっと知りたい,もっと調べてみたいという学習意欲の高まりが,地域を歩き地域に学ぶ学習へとつながっている。
・子どもたちの追究意欲は少しずつ高まってきている。
・子どもたちの発言に,根拠をあげながら思いや考えを自分の言葉で伝えようとする姿が見られるようになり
・友だちの考えをしっかり聞こうとする態度も育ってきている。
・友だちの意見を聞いて自分の考えを見直したり,話し合いによって課題解決に向かうプロセスを楽しんだりする子どもが増えてきている。
しかし,全国学力学習状況調査や標準学力調査等の結果から子どもたちの学力を分析してみると,これまでの学習が必ずしも学力向上につながっていないということが明らかになった。

◆研究主題について
 本年度は研究主題を「学び続ける子どもの育成−子どもが主体的に追究し,応答し合う授業づくり−」とした。これまでの実践を振り返り,社会科授業の再点検を本年度の重点として,課題解決を学習の中心に置き子どもたちの気付きや疑問が生かされた課題設定となるような授業づくりを目指す。

○主体的に追究する子どもの第一歩は,子どもたちが事象と出会ったとき「はてな」をもつことができるかどうかというところである。

○応答し合う授業に必要な条件として,
 @追究しようとする社会的事象に対して一定の知識があること
(他教科との関連している。)
 A追究するための学び方を身につけていること
 B応答し合う切実性がある課題が示されていること
 C応答し合いたくなるような発問が用意されていること
 の4つを考えている。

 また,応答し合う授業づくりの前提として学級づくりが大切である。お互いに聴き合い,受け止め合う姿勢が育っていること,意見や考えをつないでいく姿勢が育っていること。
 さらに,何のために話し合うのかという話し合いの目的を自覚していることも必要である。また,根拠や理由を示しながら説明する,自分の経験や知識を生かして自分の言葉で説明する,具体例をあげたりまとめたりして説明するなど,説明のルールが学級の中で作られていることも大切な条件である。

○学び続ける子どもの育成には学力の向上が不可欠であると考えている。社会科・生活科を窓口にして,基礎・基本の知識や技能の徹底,資料活用能力の育成,自分たちの生活と授業とを身近なものにするなどの子どもたちの知的好奇心を刺激する授業づくりが学力向上につながるものと考えている。

◆研究仮説
 社会科授業を再点検し,子どもが主体的に追究し,応答し合う授業づくりを工夫すれば,子どもたちの学力を向上させ,学び続ける子どもが育つであろう。

◆本年度の重点
−社会科授業の再点検5つのポイント−
 @情報をていねいに読みとること
 A課題をつかむこと(問いをもち,調べる事柄をつかむ)
 B特色や意味を考え,説明すること
 C全体をふり返り,まとめること
 D新たな問いを設定すること

◆研究の成果として期待したいこと
 ○自分たちで学習問題をつくることができる。
 ○ルールに従って,説明することができ,聴き合うことができる。
 ○自分たちで授業展開のイメージをもつことができる。
 ○学習意欲が高まり,基準以上の学力を身につけることができる。

◆授業観
 授業をするにあたって,まず「これだけは何としても教えたい!」というものを明確にもつことが大切である。そして授業では,その「何としても教えたい!」というものを教えずに,子どもたちが主体的に「学びたい!調べたい!追究したい!」と思えるような学習意欲へと転化するようにしている。
 
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