思考革命:問題意識発から可能性発へ
315890 3分間、観念停止のススメ
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 16/06/01 PM00 【印刷用へ
人々の潜在思念には、不整合感が蓄積され、突破口を求める本源欠乏や力の欠乏が、漠然と感じ取れる位相にまで上昇してきている。しかし、頭の中は、近代観念をはじめとする無数の自己正当化観念に占拠され、これら旧観念潜在思念の出口を塞いでいる。

従って、旧観念からの脱却が、当面する第一の課題となる。旧観念から脱却するための手法が、以下に述べる『3分間、観念停止』である。

まず、「人々は何を求めているのか?どこに向かっているのか?」と課題を固定した上で、3分間、言葉を禁じて潜在思念だけで探索する。
☆瞑想と観念停止は、何が違うのか?
目的が違う。瞑想は我・煩悩からの脱却を目指しているが、観念停止は潜在思念の解放を目指している。脱却と解放≒強化。ベクトルが逆方向に向かっている。
瞑想は煩悩≒現実からの脱却だ(=現実を捨象している)が、観念停止はとことん現実を対象化している。ここでもベクトルが逆である。
瞑想は言葉の使用を禁じていないので次々と雑念が浮かんでくるが、観念停止は言葉を禁じているので(とりわけ関係欠陥の重症者は)何も浮かばず、何も見えなくなる。
結局、瞑想は雑念を取り払うことにエネルギーを費やし、思考停止状態に近づく。それに対して、観念停止は潜在思念で現実を掴む(可能性を探索する)こと=追求することにエネルギーを集中する。
瞑想の根本的欠陥は(その時代に規定された)現実捨象にあり、観念停止こそ旧観念から脱却して本源収束に達する正しい方法である。

☆その際、探索中に浮かんできた潜在思念にピッタリ来る新概念は使っても良いか?

  −→ 力 の 欠 乏 −−−−−−−−−−−−−−−−−
 /   ↑         ↓      ↓      ↓   
生きる本能→不整合感 → 未知収束→ 追求充足の場→ 認識力・充足力
 \   ↓         ↑      ↑      ↑    
  −→ 本 源 収 束 −−−−−−−−−−−−−−−−−

これらの新概念は、顕在意識(課題意識)が潜在思念を探索して抽出・固定した言葉である。しかも大半は、漠然と感じられる位相まで表面化している半顕在意識である。従って、潜在思念で探索しても直ちに半顕在意識に収束するだろうし、最終的に同じ言葉に収束する可能性が高い。
それでも、その言葉=新概念は、多少なりとも本能・共認機能と繋がって使いこなせるようになってゆくし、使うにつれて本能・共認機能が解放されてゆく。
もちろん、潜在思念発の探索によって、上記の言葉よりもっとピッタリ来る言葉を生み出すことができれば最高だが、それは滅多に生じない。
従って、潜在思念で探索中に、方向を導く言葉として新概念を使っても良い。
しかし、すでに自己正当化観念で新概念を捉えてきた者は、旧観念発にスリ替わって終う可能性がある。⇒従って、関係欠陥の少ない者は新概念を使っても良いが、重症者は何も見えない地平まで行き着く必要がある。
何も見えないまま3分間探索する。それを毎日数回繰り返せば(探索し続けていることが条件)、本能の未知収束回路が再生されてゆく。そして何かの方向が見え出したら、新概念を使っても良い。
 
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