日本人の起源(縄文・弥生・大和)
315420 藤原氏の祖先、中臣鎌足はどんな人?
 
野田雄二 ( 54 大阪 営業 ) 16/05/20 AM00 【印刷用へ
・中臣鎌足は645年中大兄皇子と共に、蘇我一族を滅ぼし大化の改新を行ったと言われる。中大兄皇子は後の天智天皇、中臣鎌足は死にあたり天皇より藤原の姓を賜る。平安時代の大貴族、藤原氏の始祖。

・大化の改新で内臣に任じられ、軍事指揮権を握った。また、唐や新羅からの外交使節の対応にもあたっており、外交責任者でもあったとみられている。死の直前に天智天皇が見舞うと「生きては軍国に務無し」と語った。すなわち「私は軍略で貢献できなかった」と嘆いているのである。これは白村江の戦いにおける軍事的・外交的敗北の責任を痛感していたものと考えられている。

・大化の改新は、それまで蘇我氏など飛鳥の豪族を中心とした政治から天皇中心の政治に移り変わったと言われる。宮を飛鳥から難波に移している。大化の改新の主要な内容は次の4点。
 1.豪族の私地や私民を公収して田地や民はすべて天皇のものとする。(公地公民制)
 2.初めて首都を定め、畿内の四至を確定させた。(国郡制度)
 3.戸籍と計帳を作成し、公地を公民に貸し与える。(班田収授の法)
 4.公民に税や労役を負担させる制度の改革。(租・庸・調)
他にも、特定の氏族が特定の役職を世襲する制度を廃止した(たとえば、物部氏であれば軍事を司り、中臣氏であれば祭祀を司る、など。しかし祭祀などの面では、中臣氏がこれを行うというように世襲制が残った役職もあったようである)。

・中臣氏(なかとみうじ)は、古代の日本において、忌部氏とともに神事・祭祀をつかさどった中央豪族で、古くから現在の京都市山科区中臣町付近の山階を拠点としていた。天児屋命(アメノコヤネ)を祖とする。鎌足の子孫は藤原氏を名乗ったが、本系は依然として中臣を称し、代々神祇官・伊勢神官など神事・祭祀職を世襲した。

・天児屋命は岩戸隠れの際、岩戸の前で祝詞を唱え、天照大神が岩戸を少し開いたときに太玉命とともに鏡を差し出した、とされる。春日権現(かすがごんげん)、春日大明神とも呼ぶ。

・春日大社の祭神は以下の四柱の神。藤原氏(中臣氏)の守護神である武甕槌命(鹿島神宮)と経津主命(香取神宮)、祖神である天児屋根命と比売神を祀る。四神をもって春日神と総称される。

・武甕槌命(タケミカヅチノ)は、日本神話に登場する神。雷神、かつ剣の神とされる。相撲の元祖ともされる神である。鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の主神として祀られていることから鹿島神(かしまのかみ)とも呼ばれる。鯰絵では、要石に住まう日本に地震を引き起こす大鯰を御するはずの存在として多くの例で描かれている。「出雲の国譲り」の段においては大国主(オオクニヌシノカミ)に対して国譲りの談判をおこなった。

・経津主神(ふつぬしのかみ)は武甕槌神と関係が深いとされ、両神は対で扱われることが多い。刀剣の威力を神格化した神とする説のほか、「フツ」は「フツフツ」と沸き上がり「フルイ起す」フツであるとする説や、神武東征で武甕槌神が神武天皇に与えた布都御魂(ふつのみたま)の剣を神格化したとする説がある。千葉県香取市にある香取神宮の祭神。

・比売神は主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すものである。春日大社に祀られる比売神は天児屋命(あめのこやねのみこと)の妻の天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)である。
 
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