宇宙・地球
315419 メタンハイドレートの海底での大規模な爆発が津波や地震を引き起こしてきた可能性
 
猛獣王S ( 45 東京 営業 ) 16/05/20 AM00 【印刷用へ
『日本近海でメタンハイドレートの大爆発が起きなければいいのだが…』(ZAKZAK)リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
「バミューダ・トライアングルのナゾ」が、ようやく解けるかもしれない。

船や飛行機が忽然と消えてしまった原因不明の事故が多発している米国東岸沖の3地点を結んだ三角形の大西洋の海域のナゾのことだ。

3地点とは米国のフロリダ半島の先端とプエルトリコ、バミューダ諸島だ。面積は約400万平方キロある。

このナゾをめぐって、いままで多くの小説、映画、漫画などが製作されてきた。

最近、このナゾが解けるヒントになる発見があった。

それはスカンディナビア半島の北に広がっているバレンツ海の海底でいくつもの巨大なクレーターが見つかったことだ。

最大のものの直径は800メートル、深さが45メートルもある。発見したのはノルウェー・トロムソ大学の研究者だ。

バレンツ海は水深約400メートル。浅くて平らな海で、タラの好漁場になっている。あまりに平坦で凹凸のない海底なので、私たちの海底地震計をノルウェーの観測船で設置したときには、多くのタラが魚礁代わりに海底地震計のまわりや上に集まってしまった。

海底が平坦なのでクレーターを見つけやすかったのであろう。研究者は、この巨大なクレーターは海底にある天然ガスの爆発によってできたに違いないと言う。

「犯人」はメタンガスだった。自然界に存在する無臭のガスだが、海の底では水圧を受けて固体になる。氷のような無色の結晶、メタンハイドレートである。

陸地から流れ込んだ生物の死骸など有機物が分解してメタンガスが発生し、海底でメタンハイドレートが作られる。将来のエネルギー資源として各国から注目されているものだ。

陸地に近い世界の海底に広く分布している。ノルウェー沖にもバミューダ沖にもある。

メタンハイドレートは可燃性で「燃える氷」といわれる。激しく爆発することがあり、石油採掘作業員などに危険が及んだこともある。

今回バレンツ海で発見されたような大きなクレーターは、メタンハイドレートが海底で大規模な爆発をしたのでできた可能性がある。

クレーターを作った爆発はいつ起きたものかは知られていない。この種の海底爆発は、津波を生んだり、地震のような大きな振動を起こすことが考えられる。

ノルウェーの研究者は、こういったクレーターを作るような急激なガスの爆発は、バミューダ・トライアングルのナゾを解く可能性があると言う。そこを、たまたま船が通りかかったら被害を受けるかもしれない。爆発の規模が大きければ、もしかしたら飛行機にも影響するかもしれないのだ。

ところで、日本列島の沖には、太平洋岸にも日本海岸にも、メタンハイドレートが大量にある。世界有数の埋蔵量と言われている。

日本近海で、この種のメタンハイドレートの大爆発が起きなければいいのだが。

■島村英紀(しまむら・ひでき) 武蔵野学院大学特任教授。1941年、東京都出身。東大理学部卒、東大大学院修了。北海道大教授、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所所長などを歴任。著書多数。最新刊に『地震と火山の基礎知識−生死を分ける60話』(花伝社)。
----------------------------------------------------------------
 
  List
  この記事は 268199 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_315419
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp