共認心理学:現代の精神病理
312958 人間関係も暗記脳になっていないか?
 
匿名希望F 16/03/07 PM03 【印刷用へ
人間関係のマニュアル・ハウツーがネットや書物に情報が氾濫している。
追求の時代に、ともに認め合い、高めあうことが主要な時流となっている時代に、答えのない人間関係までが、暗記脳のおかされてはいないか?
 こうすればこうなるなど、人間関係で一般的には考えられない。その人に、徹底して同化して初めて分かるが、暗記脳=マニュアル・ハウツー思考が、この人間関係も規定していないか?人間関係で悩める人々は、この固定観念を取っ払う必要があるかもしれない。
暗記脳で判断することは、マニュアルに頼ること。マニュアル思考とは工場の大量生産大量消費の生産様式から派生したもの。工業生産時代のハウツー・マニュアル思考から脱する必要がある。
---------------マニュアルを求めるのはダメ -佐藤健司-(リンク

マニュアルは大事です。それは、組織の中で働く一人一人の能力としての基礎体力を表しているからです。
また、マニュアル化することで、基準通りに対応できるという強みもあります。

しかし、場合によってはマニュアル通りに全て行うことはできません。むしろその方が多いと思います。
特に人間関係において、ご利用者・ご家族・仲間たちとのコミュニケーションはそれぞれです。

マニュアルは求めず、少しは自分で考え、具体的にどうするかは、個人が考えて実行すべきことと考えています。

こういうことを言うのは、意地悪ではなく人間関係というものは基本的にそうすべきものだからと、思うからです。

多くのものがマニュアル化されてきているせいか、人間関係の領域でもマニュアル的な答えを求める人がいます。

居酒屋などの飲食店では、接客をほとんどマニュアルで行っています。
店員と客の間の人間関係をマニュアル化しているわけです。
つまり、パターン化していること。いつでもどこでも客に対しては同じです。客はすべて違う人間なのですが、
そんなの無視。

同一規格の客扱いです。
逆も言えて、同一規格に店員側もマニュアルにはめられているのです。

表面的でその場限りのコミュニケーションですが、客もそれを承知でお店へ行っています。
それで成り立っている世界なのです。

私の場合、へそ曲がりかもしれませんが、例えば、この店員が心から「またお越しください」と言っているのか、マニュアル的あいさつなのかを判断し、それについての返事を考えます。心から言っていれば、心から返します。無視はできませんので、マニュアル的あいさつについては会釈程度にしています。

本物の人間関係は、表面的でその場限りのものではない。
お互いに心を通わせる様な人間関係はマニュアル化はできません。

コミュニケーションで大事なのは、前回でも述べた「相手を尊重し、双方向的で創的であるということ」なのです。
---------------終了
 
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