子育てをどうする?
312489 なんで子供をつくれない社会になってしまったのか
 
す太郎 ( 26 千葉 会社員 ) 16/02/20 PM00 【印刷用へ
少子高齢化って大きな社会問題ですが、こんなにも様々に原因が及んでいるとは思っておりませんでした。

子供をつくるのが怖いと思わせてしまうような社会って一体なんなのでしょう。

自己中心的な考え方が要因であることは、人間に自由を与え甘やかしてしまった末路でもあります。


中でも、「子供は結局他人だから」という考えには、ひどく心が痛みました。


以下、部分抜粋


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■アンケートでは未婚者の85%が「不安」

 まずは週刊SPA!が行った未婚者へのアンケートを紹介しよう(20〜40代の未婚男女、各100人にネットで調査)。なんと男性の75%、女性の87%、合計で85%が「子供を持つことに不安がある」と回答したのだ。


■お金の不安

「子供を産むと、今の自分の収入では趣味にまで手が回らなくなるが、趣味をやめるつもりはない」(26歳・男性)


■育児環境についての不安など

「主婦なのに夜遅くまで働かなくてはならず、そんななかで子育ては厳しい。仕事をしながらの子育ては、保育所などの定員の問題上難しい」(23歳・女性)

「どんなにまっすぐ、やさしい子に育てたいと思っても、周りの馬鹿親と躾のされていない子供のせいで、いじめやその他のトラブルに巻き込まれ、親子して疲弊してしまいそう」(45歳・女性)


■パイプカットを考える男性まで…

「まず、子供が障害を持って生まれてくるリスク。金銭的にも精神的にも育てられるのか不安です。次に、子供に嫌われたり、グレてしまうリスク。子供が学校でいじめられないかも心配です。さらに大学までいったのに就職できないリスクもありますよね……」

 この程度の不安ならかわいいものだが、市役所の窓口で働く岡部美咲さん(仮名・26歳)は、実際に待機児童の問題を目の当たりにしたことで危機感が増幅したという。

「子供を持つことに夢が持てなくなりました。毎日のように保育園の入園申込書類を受け取っていますが、そのたびに『入れないと思ってください』と伝えなきゃいけない。実は働く必要もないのに、子供と家に2人きりでいるのが苦痛で、保育園に預けるお母さんも多いんです。そのせいで、本当に保育園を必要としている子供が入れなかったりする。今の社会の子育ては矛盾だらけです」

 保育所入所待機児童数は、4万6620人(平成23年10月)にのぼる。「窓口で『ウチはこんなに大変なの!』と泣いて訴えられることもあるけど、どうにもできないんです」と岡部さんは言う。

 子供をつくる恐怖が高じて、なんとパイプカット手術にまで踏み切ろうとしている猛者もいる。大学生の近藤準さん(仮名・22歳)だ。

「子供より自分の時間やお金が大切です。子供に時間とお金を費やすくらいなら、登山やゲームといった趣味に有意義に使いたい。パイプカットの話をしたら周囲に反対されましたが、なぜ子供が必要なのか理解できません。子供をつくらざるをえない状況が来るかも、と考えるだけで恐怖ですね」


■妻が育児休暇を取ると生活できない

子供の悩みでセックスレスになった時期もあるという岸さん。彼以外にも、司法試験を取り巻く制度的問題に苦しむ人は多い。

「多額の費用がかかるロースクール制度、新司法試験の三振制度、再来年以降はまたどうなるかわからない司法修習の給費制廃止、すべてにおいてリスクが大きすぎます。弁護士になっても、すでに奨学金で何百万と借金を抱えているうえ、このご時世では就職できるかどうかさえわからない。とても子づくりに踏み切ることはできません」

 一方で、秋元舞さん(仮名・28歳・編集者)の夫妻のように「子供は結局他人だから、付き合っていくのが面倒」と考える人もいる。

「もともと、結婚する人も友達も自分で決めればいいと思っていて、血縁関係や仕事上の付き合いに興味がないんです。でも子供って、自分で決められないじゃないですか? 子供は依存性が高いから、生活をコントロールできなくなってしまう。だったら、夫婦で気ままに暮らしたほうがいい」


■「産めばどうにかなる」という上の世代はわかってない

「27歳から36歳のときに結婚していた妻とは、当時流行っていたDINKSの感覚でした。収入も同じくらいで、家事も平等に分担して、互いの生活を楽しもう、という感じ。でも今は楽観的にはなれません。10年前の夫婦2人暮らしと今のそれでは、まったく状況が違います。上の世代の人は『産んじゃえばどうにかなる』と言うけど、経済成長があった時代と今を比べられないですよね」

 子供がいないぶん、愛犬を中心とした生活を送る渡部さんは「犬コミュニティで会う人たちも、子供がいないケースが多いですよ」と言う。
 
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