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■マイナス実質金利とは、政府を救済する所得再分配のことである
・・・そして、現在では、多くの短期・中期の債券保有者でさえ、「マイナス実質金利」を支払わされているのです。
繰り返しになりますが、預金者が銀行に預けてあるお金の持つ購買力について、「ゼロ金利の下でインフレが継続する限り」、時間とともにお金の価値を失っていることになるです。
ただ、銀行口座の残高が数字で確認できるように減っていくわけではないので、預金者は目で見ることができないだけです。
「マイナス実質金利」は、本質的には、借り手側に部分的な債務免除を提供していることになるのです。
ここで言う「借り手」とは、お金を持っている人から借金をしている人たちのことです。
その筆頭が銀行であり、国債を発行している各国の政府です。お金を持っている人というのは、もちろん、預金者のことです。
・・・結果、残ったのは株式市場と債券市場のバブルだけでした。これは、米国が6年以上前に「マイナス実質金利」を導入したからこそなのです。
結局、FRBは、米国民と企業に、預金通帳からお金を吐き出させるようにして株式市場などに投資するように仕向け、その傍ら、彼らに借金をするよう奨励 し、さらに、その同じ人々、同じ企業がお金を借りようとすると、容易にローンが組めないように審査基準を厳しくして、お金を借りることを思いとどまらせよ うとしてきたのです。
米国民は、長い間、このカラクリに気が付きませんでした。
これは、いったい何を意味するのでしょう?
そう、これは所得の再分配に他ならないのです。
・・・そして、リーマンショックがやったことは、大企業や富裕層から富を集めることではなく、かつての中間層から富を収奪したのです。さらに、その後、FRBは、米国民が気が付かないように慎重にマイナス実質金利政策を続け、今でも富を移転しているのです。
FRBの姦計はあまりにも巧妙なので、米国民は「マイナス実質金利」がすでに実行されていることを知りませんでした。
中間層から富を吸い上げつつ、どんな予算書にも数字として表示されないという点では、「マイナス実質金利」による収奪システムは独創的です。
■国民の富によって日本の政府を救済するのが「マイナス金利」
ケインズ主義の経済学者は、経済成長には新たな需要の創出が必要不可欠である、と主張します。
実際にそれに果敢に挑戦すると単にインフレが起きるだけです。
だから、ケインズ主義の経済学者たちは、逆説的に、経済が弱いときはインフレにすればよいと考えがちです。
しかし、以上、「マイナス実質金利」について書いてきたように、インフレに誘導するということは、事実上、お金を持っている人々に課税することになるのです。それは、彼らの購買力を削いでしまうので、経済を拡大することにはならないのです。
本気で経済成長を追求するのであれば、需要を上回る供給が必要となります。そうしなければ、一人当たりの消費能力を高めることができないからです。
・・・日本も、実施、マイナス金利です。
・・・それは、所得の再分配にほかならず、国民の富によって借金漬けの政府の延命を図ろうとする措置なのです。
竹中平蔵の「正規が非正規を搾取している」という発言に、それが如実に示されているのです。
「貯蓄税」、「死亡消費税」、「預金封鎖」、「ATMの手数料アップ」、「ホワイトカラー・イグゼンプション」、「同一労働同一賃金」・・・安倍政権は、国民から富を吸い上げる法案を矢継ぎ早に決めています。
これらは、すべて「マイナス実質金利」がもたらす効果=富の再分配と同じことです。
安倍首相は、国会でつい本音を漏らしてしまいました。「税収というのは国民から吸い上げた物でありまして・・・」。
・・・日銀も、政府も、それを国民に黙っているべきではないのです。
■「ケインズよ、さようなら。マルクスよ、こんにちは」
「マイナス金利」導入の結果、第一段階では、すでに米国で始まっているように、「緩やかな社会主義」に移行します。
次はEU、そして日本と、やがては全世界を覆います。
(省略)
その世界に完全に移行する最後の段階では、UFO、エイリアン、アセンション、ラプチャーが使われます。演出としてはブルービームも使われるかもしれません。準備はすでにできています。
「世界政府主義を推進する人々」といっても、つい先日、ロシア正教会のキリル総主教と会談したローマ法王フランシスコ(この人はアブラハムの三大宗教を統一しようとしている)、ロシアのメドヴェージェフ首相(この人は中間的存在だが)、エドワード・スノーデン(この人はエイリアンではなく、地底人と言っているが)、車椅子の物理学者、スティーヴン・ホーキング(この人も同じく地底人を主張)、そして、ツァイトガイストのビーナス・プロジェクトを主宰するジャック・フレスコのグループなどは、世界の人々を過酷な奴隷制度下に置こうとしているのではなく、人工知能政府の下での、ある程度自由な言論と創造力を発揮することのできる「ゆるやかな共産主義」を目指しているグループもいます。
ここでは詳細を説明しませんが、秘密結社カルテルを脱退した「目覚めた」人々が「本物の邪悪な世界政府主義者」と言って人々に警戒を呼び掛けているのは・・・
彼らの何人かは、実際に秘密結社カルテルのメンバーで、「熱烈な世界政府主義者」です。人々を完全な奴隷制度下に置こうとしているグループの一員です。
私たちは、そうした世界に進んで向かうように仕向けられている、ということだけは理解しておいてください。
・・・同時に、これは、キャッシュレスの新しい金融システム(それは人工知能によって管理される)へ移行するための節目に当たる「パラダイムの転換」として位置付けておいてください。この人工知能のことを「666」と言います。
そしてさらに言えば、「マイナス実質金利」政策は、ロシア、中国、その同盟国に対するもの静かな宣戦布告です。
そこに隠されている本当の目的は、西側の新世界秩序と東側の世界秩序との「通貨政策に偽装された」戦いです。 |
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