企業を共同体化するには?
31153 社会統合の為に…
 
ゲン ( 25 茨城 ) 02/05/17 PM00 【印刷用へ
>私的な充足の為だけではなく、社会統合の為に、例えば『認識形成の場』にお金を使う様になれば、大変面白いことになる。(30710四方勢至さん)

市場において、お金というものはまさに自らの充足のためにしか使われていない。
これまで、税金という間接的な投資以外に、人々が社会統合の為に、お金を使ったことはなかったのか?

いくつかの事例がある。
落雷によって長い間焼失していた大阪城天守閣。
この大阪城の天守閣を我らの手で再建しようではないかという熱い想いの元に、なんと現在の貨幣価値にして750億円もの寄付が集まった。そしてまさに皆の手で、大阪城は再建された。

他にも、たった6メートル程の道幅しかなかった御堂筋。
この地が、日本経済ひいては世界的経済の中心になる為には、江戸期のままのこの道幅では狭すぎる。皆で協力して、この御堂筋を、もっと立派な道路にしようではないかというやはり熱い想いに人々は応えた。1185人もの人が、自らその土地を退き、そしていくばくかの寄付までもしたという。そして現在、その御堂筋は、南北4.47km、道幅はなんと43.6mにまで拡幅された。

私的充足の為にお金を消費する行為と社会統合の為にお金を投資する行為。
この両者を比べたとき、どちらが充足するのだろうか?

充足度は比べものにならないのではないかと感じる。圧倒的に後者のほうが充足する、そう思う。たとえば四方勢至さんが言うように、社会統合のソフト面でのインフラを成す「認識形成の場」に皆がお金を使うようになったとき、この日本はもっともっと面白くなると思うし、以前とは比べものにならないような充実した生活を送れるようになるのではないだろうか。

私的充足の為にお金を消費する行為は、すでに古いのではないだろうか?そう思う。

(参考:○サイト『週刊早坂久美子だよっ♪』リンク
 
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