世界各国の状況
309713 ロシア軍事技術〜巡航ミサイルや軍事衛星を無力化する無線電子技術による防衛システム
 
中村英起 ( 56 佐賀 会社員 ) 15/11/27 PM04 【印刷用へ
敵兵器や軍事衛星の“スイッチを切る”超秘密兵器 ロシアが開発か!?
リンク より

ドローン爆撃機やイージス艦、軍事衛星などハイテク化が進む軍事兵器の分野だが、ロシアで最近、“革命的な”秘密兵器が開発されたという――。

■巡航ミサイルや軍事衛星を無力化
いったいどんな兵器なのか……。それは攻撃用兵器ではなく防衛システムだという。敵の兵器の“スイッチを切る”ことで無力化する軍用装備だというのだ。

「スイッチを切る」とはどういうことかというと、昨今のハイテク化、電子化した兵器の操作系を妨害(ジャミング)して無効化する、無線電子技術による防衛システムのことである。そのコードネームは「Krasuha-4」だ。

この「Krasuha-4」システムを開発した「ロシア無線電子技術グループ(KRET)」の代表でCEOのユーリ・マエウスキー氏は「このシステムは、敵のミサイル艦や戦略爆撃機をターゲットにしており、外国の軍事衛星の無線電子装備を無力化する」と政府系メディア「Tass」の取材に答えている。具体的には、巡航ミサイルの誘導システムや、軍事衛星を利用した位置情報システムを無効化できるといういうことだ。つまり、現在我々がスマホやカーナビなどで利用しているGPS機能なども働かなくなるのだ。

この無線電子防御システムは各基地への配備はもちろん、軍用機や軍用艦に装備できるこれまでにないまったく新しい対電子戦システムであるということだが、当然のことながら技術の詳細は軍事機密である。しかしながら国際的なルール上、人工衛星には装備できないということだ。

■相次ぐハイテク兵器開発
今回のロシアの防御システム「Krasuha-4」がどのような形で“革命的”なのかは軍事機密のヴェールに隠されているが、近年の軍事技術では、電子攻撃(Electronic Attack、EA)や電子対抗手段(Electronic Counter Measures、ECM)などの開発は各国から相次いで登場している。

とはいえ、それらEAやECM兵器もまた軍事機密であるため実態はなかなか把握できないが、例えばドイツ空軍やイタリア空軍の戦闘機「トーネードECR」は、敵レーダーや対空砲火を制圧する敵防空網制圧(SEAD)の任にあたる電子戦偵察機であるといわれている。「Krasuha-4」が、既存のEAやECM兵器と比べてどのくらい“革命的”なのかに注目が集まるところだ。

ともあれ、このロシアの“秘密兵器”は近々、総合的な検証実験が行なわれ、年内には開発段階を終えてロシア軍に引き渡され実戦を想定したテストが行なわれるということだ。

「Daily Mail」の記事によれば昨今、ロシア軍の兵器開発が相次いでおり、この7月初旬には「対・短距離ミサイル防衛システム」のテストも行なわれ成功しているという。この防衛システムは実際に指定された時間内に発射地点を突き止めて発射装置を破壊したということだ。

また「Mirror」の記事によれば昨今、ロシアのプーチン大統領はソ連崩壊以来かつてないほどに軍事力の強化を進めているという。南シナ海における中国の海軍力の拡大が懸念される中、続いてロシアのハイテク兵器開発が新たな国際緊張を生むのかどうか予断を許さない。

(引用終わり)
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_309713
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
311644 スミルノフ学派が、世界最強のロシア軍に提供した実験段階タイムマシン技術・テレポーテーション技術・N極磁気単極子ビーム線 日出・真田十勇士 16/01/24 AM00
310950 壁の透視技術クリミアで開発 立川久 16/01/03 PM00
310886 ロシアのマインドコントロール兵器 橋口健一 16/01/01 PM10
中国のEMP兵器で米空母が無力化したという話 「日本を守るのに右も左もない」 15/12/21 PM01
309720 アメリカ、軍事技術でロシアに敗れる? 中村英起 15/11/27 PM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp