市場原理
30966 お金の共認の結果についての一事例
 
匿名希望 02/05/15 PM01 【印刷用へ
 四方さんの投稿(msg30710)を読んで、江戸時代の共同体としての農村の崩壊と、市場の主体である商人層と支配階級である武士の関係を思い起こしました。(教科書的な理解ですが)

 貨幣経済の浸透→農村が自給自足から貨幣との交換へ→農村における貧富の差の増大→食いっぱぐれた、または市場空間への憧れをもった農民の都市への流入→賃金労働者の増大=市場における消費人種の増大→市場の拡大と商人層の富の独占化

 同時に、武士層においても、俸禄米を貨幣に交換しなければ生活必需品でさえも手に入らないという状況が生まれ、士農工商という身分秩序はありながらも首根っこを商人に抑えられたような関係に変質していく。(ただし、藩政改革で見るようにいざとなったときに行使する権力は保持しているが)

 確かにお金の共認が市場拡大のテコとなっていることは確かです。また、市場原理には統合の形態や秩序をも壊してしまう毒を含んでいるようにも思えます。これは、農村を中心に共同体的雰囲気を強く保ってきた日本という国独特の現象かもしれませんが。
 
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