経済破局は来るのか?
308026 敗北したFRBとその背後にある危機
 
新聞会 15/09/26 PM08 【印刷用へ
NEVADAブログリンクより転載します。
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FRBは利上げを先送りしましたが、これでFRBは敗北したと金融市場では見られ、今までとは違った見方が金融市場を支配することになります。

 今までは、利上げ見送り=金融緩和継続となり、株は買われていましたが、今は反対に利上げ出来ない=それだけ金融市場が脆弱な状態に陥っているとなってきているのです。

 世界の機関投資家・中央銀行が接している情報の一つに、新興国からの資金流出が1兆ドルにも達しているというのがありますが、これは恐るべき数字となっているのです。

 120兆円

これだけの資金が経済・金融基盤の脆弱な新興国から流れ出ていったのですが、この金額はリーマンショック以後に新興国に投じられた2兆ドルの半分となっているのです。

そして中国はいまだに統計上毎月1,000億ドル以上、10兆円以上の資金が海外に流出しており、今後一年間これが続けば中国だけで全新興国に投じられたお金が”蒸発”することになるのです。
 実際にはブラジル・ベネズエラ・インドネシア・タイ・UAE・トルコ・ロシア等からも資金が流出し続けますので、今後一年間で200兆円以上のお金が”蒸発”することになりかねないのです。

 今や世界最強経済のアメリカ(FRB)が利上げをすれば安全資産として米国債に資金が加速し、逃げられる新興国の金融市場は一層混乱をし、通貨防衛のために利上げ競争に入ることになります。

 新興国経済・金融市場の混乱を回避するために今回FRBが利上げを見送ったことで、FRBは今後手足を縛られることになり、世界はどこを向いていけばよいかわからなくなります。

 今晩のNY市場が仮に100ドル以上下げるようなことになれば、来週は世界の金融市場は大混乱に陥るかもしれませんが、日本は連休となっており身動きが取れません。

 最悪(大荒れ)のシルバーウイーク連休にならなければ良いですが、世界の金融市場は日に日に弱ってきており、いつまで体力が持つかわからない状態にあります。
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以上です。
 
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