環境破壊
30696 環境圧力を感じる場A>消費の場に環境問題は圧力として働くのか
 
麻丘東出 ( 40 兵庫 環境コンサルタント ) 02/05/12 AM01 【印刷用へ
まず、はっきりと認識しておかなければならないのは、環境破壊の問題とは、廃棄の量が自然の浄化(復元)能力を超えているという問題です。要するに使いすぎということで、過剰消費の問題です。
ですから、「環境問題とは、消費を対象にする問題である」
そして、その構造を抜本的に変えていくという問題だということです。

とすれば、次のことが考えられます。
そもそも、消費を基盤とする場に、その場を規定している消費構造を抜本的に変えていく内圧を働かせることができるのでしょうか。自ら改善できるといっても、それは小手先で茶を濁す程度のことはあっても、抜本的に変えていくことは無理なのではないでしょうか。
なぜなら、それを自ら行っていくということは、最終的に自分達の存在する場を完全に否定することになるという自己矛盾を抱えており、自己否定に行き着くしかなくなるからです。
つまり、「消費を基盤とする場に、環境問題は圧力として働かない」ということが考えられます。

次に、家庭という場に触れなければならないと思います。
核家族化し仕事と生殖の場を分離している今の家庭は、やはり現実の圧力に対する闘争課題が無く生殖・解脱空間です。
つまり、家庭は消費を基盤とする場です。

であるならば、先ほど述べた、消費を基盤とする場に環境問題は圧力として働かない、と併せて考えるならば、
「家庭という場に、環境問題は圧力として働かない」ということなのではないでしょうか。

確かにそう考えれば、家庭においてゴミの分別やらリサイクルやら節水節電やら色々やることはあっても、どれも小手先感であり、環境問題に対する行動の実感が少ない。それもそのはずで、そもそも本当は、環境圧力を現実の問題=課題として捉えられないからである。
 
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