地震・噴火・気象
306462 東・南海地震と地殻大変動5 今回の東・南海地震は、地殻大変動を引き起こす
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 15/07/31 PM02 【印刷用へ
@2つの起爆力:フィリピン海プレートの右端ルートと左端ルート

今回も太平洋プレートの地下から左上に向かうマグマと左方に向かうマグマが、大変動の起爆力となる。

中でも活性度が高いのが、左上に向いフィリピン海プレートの右端(マリアナ海溝)から分岐して上方(小笠原〜伊豆諸島〜フォッサマグナ)と下方(インドネシア→マレーシア→ネパールと四川省)に向かうマグマで、すでに四川、スマトラ、ネパールでM8以上の大地震を発生させており、上方でも東京の地下680kmでM8.1を発生させている。

それに対して、左方に向かうマグマは、ニューギニアからフィリピン海プレートの左端をフィリピン→沖縄→九州→本州と巡っており、すでに口永良部島ではマグマ噴火を発生させている。


A今回の東・南海地震は、地殻大変動を引き起こす。

通常の「東・南海連動(・・)地震」は、九州・四国・中部が連動するM8(津波30m)程度の大地震であるが、今回はすでに口永良部島でマグマ噴火を発生させており、フィリピン海プレート左端のマグマが、フィリピン〜沖縄〜九州〜西日本に亙って連動するM9(津波80m)の巨大地震を引き起こす可能性が高い。

しかし、もっと危機的なのは、最も活性化しており、すでに四川、スマトラ、ネパール、東京とM8以上の大地震を連発させている右端(マリアナ海溝〜日本海溝)の巨大地震と火山の大爆発である。
南方のインドネシア〜マレーシア〜四川省、および北方の小笠原諸島〜フォッサマグナ(日本列島の中央部を横断している)で、マグマに熱せられた止め岩石が次々と(or同時に)崩壊したり、地殻が引き裂かれたりすると地殻大変動(M9〜11)を引き起こす。おそらく、新しいプレートが誕生するだろう。


B火山の大噴火がもたらす深刻な危機

しかし、真に危機的なのはその後で、火山が次々と大爆発して火山灰を上空に噴き上げ、3年以上に亘って太陽光が遮られるような事態になると、植物が育たなくなるだけではなく、気温が急低下して爬虫類以下の動物も卵を孵せなくなり、当然、人類も絶滅の危機に直面することになる。


C今回の東・南海地震で最も注目すべきは、フォッサマグナを直撃するフィリピン海プレート右端のマグマ

日本列島の中央に位置して西日本と東(むしろ北)日本の境界となっているフォッサマグナ(大きな谷の意)は、5.4億〜2.5億年前に形成された大地溝帯の上に、その後6500万〜2500万年前に形成された新しい岩石が乗っかっているが、それはせいぜい70万年前から活性化した小笠原〜伊豆〜富士火山帯の造山運動によって堆積されたものにすぎない。

今回、最も活性化しているフィリピン海右端のマグマは、このフォッサマグナを直撃することになるが、それが、数千年に一度レベルの事態なのか数万年に一度レベルのものなのかは、遠い過去の記録(=『地球史年表』)と突き合わせて見ないと分からない。
 
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