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305062 アインシュタイン以上のIQを持つ、自閉症の少年のスピーチ。「大切なのは学びじゃない」(1)
 
深ヰ紫 15/06/18 AM09 【印刷用へ
「学ぶことは良いこと」とされています。しかし、学びだけに集中してしまうと大切なものを失ってしまう。これからの教育を考える上で、重要な視点だと思います。

以下、リンクから転載します。

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学ぶことだけに集中して、「あること」をやめてしまっていませんか?
13歳のジェイコブ・バーネットくんは、アインシュタイン以上のIQを持つ少年です。そして、彼には自閉症と戦っているという側面もあります。そんな彼が、過去の天才たちが「学ぶこと」よりも重視していた「考えること」の必要性について、Ted Conferenceで語りました。
ここでは、そのスピーチの内容を一部抜粋して紹介しましょう。


まず最初に、皆さんが伝えたいことあります。
宿題をやっていると想像してください。宿題とはやらなければいけないことです。うまくできれば良い成績をもらい、賞をもらうこともあります。でも、もしもそれが間違いだとしたら?つまり、すでにそこにあるものを受け入れるだけではなく、自分だけのユニークな視点で物事を見る必要があるしたら?

「円」を例に話をしましょう。円について、学校で何を学びましたか? 面積がπr2(パイアール2乗)なのは知っていますね。円は丸いことも知っています。それ以外では何か知っていますか? あまり知らないですよね。
ここで紹介したいのは、ジョンソンの定理と呼ばれるもの。彼は「3つの円を持ってきて、青い線が6本できるように重ねます」と言いました。できた円を青い円と呼びます。この映像からわかる通り1点から6本の線がでてきていますね。そうすると、線が重なる他の3点は、3つの円と同じ線上にあります。どうです、興味深いでしょう?これはただ円の面積がπr2(パイアール2乗)ということではなく、また丸いというだけでない、新しい発見です。
ジョンソンは、考えることをやめなかったおかげで、新しいことを発見することができたのです。

●ニュートンも“学ばず”に“考えた”

さて、もっとおもしろい話をしましょう。アイザック・ニュートンについてです。1665年、彼はケンブリッジ大学にいました。ただし、その頃ペストのせいでケンブリッジ大学は閉校していました。アイザック・ニュートンには学びの場がなかったのです。授業がなかったので、おそらく寮の中でペストから逃げ回るネコと一緒に隠れていたでしょう。
当時、彼は学ぶことができませんでしたが、考えることをやめたたわけではありませんでした。彼は、地球のまわりの月の動きを計算したいと思いっていました。
この問題を解くために微積分法、ニュートンの3つの法則、万有引力の法則、自分の研究を観察するための反射望遠鏡と光学レンズなど、学ぶことをやめた2年の間にすべてを生み出しました。
当時、ニュートンには学ぶ場はありませんでしたが、考えることで新しい法則をつくり出したのです。そのおかげで、物理という学問があるのです。
彼はおそらく優秀な学者になっていたし、成績優秀者リストに名前も載っていただろうし、教授は彼を誇りに思ったでしょう。
でももし彼が学ぶことをやめなければ、つくりだすことはできなかったかもしれません。

●自閉症と診断された過去 それでも、考えることは止めなかった

ここで改めて、自己紹介をさせてください。僕は約11年前、自閉症と診断されました。細かいことへのこだわりが強く、何も考えていないように見えたのです。
まわりの人から、僕は一生学習できないし、考えることもできないし、靴ひもを結ぶことすらできないと言われたのです。
でも、その年に本屋で教科書を買い、そこに載っていたデータからケプラーの法則について考えていました。まわりからはできない思われていた時にです。
他の人から見れば、僕はまるでうまくいってないように見えたでしょう。例えばフィンガーペイントもしていなかったし、絵本の時間もなかったし、2?4歳くらいの子どもがすることを、どれもしてこなかったのです。
そこで、僕は特殊教育クラスに入れられました。何が特殊かというと、そこには普通の教育がないのです。その間、僕は学ぶことを止めなければいけませんでした。しかしその頃、影やさまざまなことについて考えはじめました。だから今、僕は天体物理学や数学が好きなのだと思います。学ぶことをやめなければいけなかったからこそ、今の僕があると信じています。
 
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
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