政治:右傾化の潮流
304992 戦争のない時代に戦争を起こそうとしている奴がいる と言う事実
 
垂心 ( 東京 ) 15/06/16 AM00 【印刷用へ
プーチンが語る戦争のない時代と、戦争を起こそうとする奴は実に的を射ている。
戦争法案を許せない日本人は立ち上がるのか?

プーチン 戦争のない時代と言う(リンク)からの引用です

流石プーチンである。世界の変化を正確に読み取っている。ロシアは核超大国だが、自ら戦争を起こす気は全くない。プーチンはイタリア新聞のインタビューでこう言った。「世界は今日これほど大規模な軍事紛争が起こるなどとは想像できない程に変化してしまった。」 これはこういう意味だ。戦争は生存の危機を脱する為にあるが、世界は十分過ぎるほどに生産力を高めた。最早生存の危機はない。戦争の理由がなくなってしまった。こういう事である。石油が足りなければどこからでも買う事ができる。買うお金がなくても国際的支援システムがある。人類全体として十分な石油資源を持っている。後は分配の問題である。話し合いの問題である。その為の通信手段や移動手段は嘗てに比べて凄まじいレベルにある。嘗てなら戦争の起きる条件があっても、今はそれを十分に制御できる。世界の一般市民はごく一部の例外を除いて十分な消費物資に囲まれている。ミクロでもマクロでも人類世界には最早戦争を起こす理由がない。

ところが、ウクライナで内戦があり、シリアでイラクでISが戦争を起こしている。イスラエルがガザを空爆した。南シナ海では中国の人工島が周辺国の緊張を高め、東シナ海では尖閣が日中間の緊張をエスカレートさせている。高が人工島で大戦争しますか? 高が小さな無人島で大戦争しますか? 一般市民の住宅環境に於いても隣近所のトラブルはあり得るが、それが殺人事件に発展しますか? トラブルがあっても相互の理性的対応で解決は必ずできる。今や人類世界は理性的行動を保障する十分な手段を持っている。未熟な個人間では例外的にトラブルが殺人事件に発展する事もあるが、未熟である筈がない国家間ではトラブルが戦争に発展する事はない筈である。プーチンはこの事を言っているのである。人類は最早戦争を起こす必要は無くなった。合理的解を引き出す人工知能に任せるなら、人類はもう戦争は起こさない。しかし、戦争の危機はいつも身近にある。何故なのか。

 答は戦争を欲する者がいるという事である。理性的対応ではなく利己的対応をする者がいる。一般市民は戦争など望まない。権力者には十分な理性と十分な手段がある。しかし権力者には悪意と実行力もある。それによって国民を戦争に巻き込む事もできる。今や必然性も必要性も消滅した戦争である。しかし、ある者には必要性は依然としてある。この者らがその持てる実行力で必要を現実にする。この者らは世界市民、人類の敵である。

 民主主義は国民が主権者であるから、国民が望まない戦争が起きる事はない筈である。安倍は国民が全く望んでいない戦争法案を強行成立させようとしている。更には沖縄県民が大反対している辺野古移設を断固強行している。完全に主権者無視である。それは安倍政権が民主主義を否定して誕生したからである。小沢事件に衆参不正選挙で徹底的に民主主義を破壊してでっち上げられた安倍政権である。でっち上げたのは米の戦争屋である。悪意と実行力を備えた権力者とその傀儡が、世界と日本に戦争を引き起こそうとしている。

 戦争はそれを必要とする者によって起こされる。国民はもう必要としていない。悪徳な権力者だけが必要としているのである。プーチンはこの事を完全に知っている。プーチンは人類世界から戦争を無くそうとしている。全ての一般市民の為である。今やプーチンこそが民主主義の大黒柱である。
 
  List
  この記事は 304775 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_304992
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
306301 オバマのイランとの核協議合意の本当の理由 加賀正一 15/07/24 PM08
305462 今ロシアが最も学問の自由がある国 垂心 15/07/01 AM10
305401 国内で「国家の危機」を口にする者、「国防の必要性」を主張する者、そういう人々、その陰に隠れた組織が我々国民の「本当の敵」である 前田重男 15/06/29 PM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp