アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
303772 『日本郵便』 こんな企業が上場すれば外資の餌食になってしまう!
 
向芳孝 ( 50代 神戸 会社員 ) 15/05/08 AM02 【印刷用へ
MyNewsJapanの『日本郵便 「今日と同じ明日」がやってくるホワイト職場――有休全消化、安定、調和、従順、情緒、そして将来不安』( リンク )を転載します。
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 小泉首相の悲願で民営化が進み2012年に現在の4社体制となって、今秋の上場予定にこぎつけた日本郵政グループ。

2016年度の新卒採用計画は地域採用を中心に6500人と国内最大で、うち郵便・物流事業を手掛ける「日本郵便」が5900人と、赤字なのに、ぜい肉をそぎ落とす意欲や戦略を微塵も感じさせない。

現在は国営企業だが、上場後は外部株主への説明責任も生じ、働く環境も変化しそうだ。同グループの社員22万人弱は、その9割超が日本郵便に所属し、旧電電公社や旧国鉄と同様、大多数の現業職を一握りの総合職(旧郵政省キャリア)が率いる組織構造だ。

よって現業職は伝統的な強い労組を背景にホワイト職場で、一方の総合職は、かつての国T試験もないのに仕事内容は民営化による新事業企画などキャリア官僚的で権限が大きい。現業職と総合職、それぞれ2010年以降に国内の有名大学を卒業して日本郵便に入社後、ギャップを感じて転職した元社員(過去2年以内に退職)に実情を聞いた。
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【Digest】
■【現業職編】
◇「それ、飲み込めないの?」という社風
◇論破しない、暴れなさそうなタイプを採る
◇オーナー郵便局長は営業時間中に犬のお散歩
◇オープン前の1時間、はサービス早出
◇漫画でコンプラ教育、まるで学校
◇目標達成しなくても、何も言われない
◇年収300万いかずも、福利厚生で暮らせる
◇辞めると伝えると「この恩知らず」「裏切り者」と罵倒

■【総合職編】
◇半分酒を飲めない、コミュ障系も
◇民営化以降、ずっと変わらない入社試験の中身
◇上層部は国家T種持ち
◇「家庭を持って、自分の時間が欲しい」
◇郵政大学校で同期1千人超が研修
◇10か月間の「バイト以下の仕事」
◇2〜3年目は本社、4年目から支社へ
◇就活生に語られるのは、面白そうな本社の仕事だけ
◇有休消化できない人は、消化計画を提出する
◇基本給の2割を成果給に配分、年功序列を弱める
◇郵便現場の評価は数字
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■【現業職編】
◇「それ、飲み込めないの?」という社風
 私は、地域採用の一般職(配達業務は行わない、地域間異動なし)で新卒入社し、特定郵便局の窓口業務を担当していました。同期は大卒中心で、専門学校卒も一部います。窓口の一般職というと女性のイメージがあるかと思いますが、同期は男性も約4割いました。女性は女子大が中心でした。(採用区分としては、現在の「一般職窓口コース」に該当。別途、「一般職郵便コース」がある)

 外国人は同期でゼロ、社内でも見かけません。これは働いてみて分かったのですが、職場が日本国内の地域密着型なので、外国人には無理です。外国人は、日本人に比べて自分を責めないし、自分は悪くないと考える人が多いからです。

 「大事にされたい」というのが郵便局にやってくるお客さんの中心層で、年配の人は特にそうでした。とにかく同調しないと、納得して貰えない。とりあえず「うん」とうなずく日本人でなければ務まりません。この仕事で大事なのは、情緒なんです。これが、日本郵便の社風になっています。「何よりもまず、お客さん」は、外国人には飲み込めない発想でしょう。(※日本では義務教育課程で子供に「ノー」と言う教育はなされず、基本的に受け入れるよう教育している)

 これはお客さんとの関係だけでなく、社内でも同じでした。納得いかなくても「飲み込む」。局長や先輩社員から、「それ、飲み込めないの?」とよく言われました。「それはありえないです」と言うと、「局長の私が言ってるのだから、やりなさい」と。先輩からも、「『はい』と言ったほうがいいよ」と注意されました。

 「あの会社、新入社員がいるから保険商品売りに行ってきて」とか、「お土産持って、配りに行って」などという指示があって、それに対して、より効率的に販売するための意見があっても、発言してはいけません。

 悩みは、圧倒的にショボい商品を売らなきゃならないことです。死亡保険なら、たとえばアリコだと即日で保険金が出るのですが、うちは書類が揃ってから支払いまでに、1週間はかかるんです。お客さんには「申し訳ないな」と思っていました。イマイチな要素しかない商品なので。客のニーズとは何か・・・(以下省略)
 
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