法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
3035 国債残高
 
岩井裕介 ( 29 山口 再開発プランナー ) 01/04/10 AM03 【印刷用へ
少子化と財政問題を同時に語る論理は、政治家やメディアが国民負担増を正当化するためによく使われるので、少なくとも我々はそれに自覚的であるべきだということです。

失政(政官の無能さ)と大衆の要求主義に原因があるといった理由を簡単に説明します。
日本では、60年代に高度経済成長を遂げ、70年代には貧困の消滅といわれるまでに物的豊かさを実現しましたが、財政赤字はこれ以降に急激に増えていきますよね。翻って現在、物的豊かさは20〜30年前とさほど変わりないように思いますが(これはあくまで個人的感覚ですが)、GDPは当時の倍以上、そして絶望的な累積赤字です。これだけでも、経済成長と市場拡大を過信した失政というに足る根拠だと思っています。同時に政治が迎合せざるをえなかった大衆の要求主義も指摘できると考えています。

ちなみに参考までにデータです。
年―国債残高兆円―同GDP比%です。
1965年―  0.2― 0.6
1970年―  2.8― 3.7
1975年― 15.0― 9.8
1980年― 70.5―28.7
1985年―134.4―41.5
1990年―166.3―37.9
1995年―225.2―46.0
1999年―317.0―66.0

地方の債務も合わせると600兆円を超えているのは皆さんご存知かと思います。

構造問題といったのは、経済成長政策、景気対策のためのカンフル剤を打続けなければならない自転車操業状態のことです。このままでは雪だるま式に借金が膨らみ、財政が破綻することは必定でしょう。
政治責任論だけでなく、個々が危機感と責任について自覚的であるべき、というのに異論はありませんが、本質的原因を考慮すれば、それだけでは解決しないでしょう。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_3035
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
新シリーズ「国の借金が800兆円もできたのは、何で?」1〜雪だるま式に増える国債〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 10/10/02 AM03
166618 国の借金の犠牲になる医療(政府発のプロパガンダの虚構) 遊撃手 07/12/07 AM00
日本経済動向:7月、8月、9月の経済動向 「日本経済動向だ!!」 07/10/03 PM03
国の借金(国債)が800兆にもなったのは、なんで? 「なんで屋<男塾>梅田」 05/05/01 PM08
84206 「野放し」になっている統合階級たちの「要求需要」 阪本剛 05/01/19 AM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
素人の社会活動19 素人と創造
素人の社会活動26 創造の資質
素人の社会活動27 実感投稿と現象発掘が会議室の生命
素人の社会活動28 現実を対象化する=思考する
素人の社会活動29 私権時代の歪んだ思考(主張・説得・議論)
素人の社会活動30 現実を対象化する思考=事実認識
素人の社会活動33 投稿様式の模索
素人の社会活動34 創造(=探求)のパラダイム転換
素人の社会活動35 素人こそ創造者(論点の整理)
素人の社会活動36 探求思考と説明思考⇒表出(会議と投稿)のパラダイム転換
素人の社会活動37 表出規範(or思考規範・表現規範)
共認革命6 チンケな運動(要求運動の終焉)
共認革命7 錯誤の根は、古い武力闘争のパラダイムにある
共認革命8 運動信仰を捨てて、共認革命を
共認革命9 強制共認と発信階級の犯罪
共認革命10 新しいまつりの場、それがネットであり、統合サイトである
共認革命11 皆が次々と投稿するだけで、まつりの引力が生み出される
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
「現実=自分自身」は事実認識(構造論)の核心部
「まず実践」の問題性
市民という言葉の欺瞞
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
旧観念と新しい概念装置の決定的違い
「旧観念無用」という認識が生み出す気付きの深さ
頭で理解しただけでは、新理論は使いこなせない
潜在思念発の大きな方向と大きな構成
外向収束⇒認識収束に応える『認識形成の場』
『認識形成の場』こそ、新しい社会統合機構の中核である
ゼロから、自分たちの『場』を作る活動
認識形成の『場』を構築することこそ、真の社会活動である
『必要か、必要でないか』という真っ当な判断の土俵が出来てゆく
必要か否かの『判断の土俵』が、国家と市場を呑み込み、解体し、再統合してゆく
新しい可能性が顕在化するとは、どういうことか?
新しい『場』は、古い評価指標の洗礼を受けて、はじめて顕在化する
大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく
大衆には、運動を立ち上げる余力が無い→余力を与えられた悪徳エリートが支配する社会
金貸し勢力の弱点と自滅の構造
金貸しと悪徳エリートに止めを刺すのは?

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp