宇宙・地球
303157 エリート層が隠す「事実」 →「事実」を直視することからしか解決策は出ない。
 
太刀川省治 ( 55 大阪 建築士 ) 15/04/18 PM03 【印刷用へ
東京電力はロボットによる格納容器内部の調査を行い、撮影映像を公開した。

14日朝のニュース
「東京電力は13日、福島第一原発1号機原子炉格納容器内で実施したロボットによる調査結果を公表した。放射線量は最大で毎時9.7シーベルトを観測。人が全身に1時間浴びれば死亡する極めて高い数値で、廃炉作業を進める難しさが浮き彫りとなった。」リンク


東電は原発を制御できていると印象づけたいようだ。が、ニュースリリースだけを読んでも、(事故後4年もたっているのに)核燃料を制御できていないと推測させるのに十分だった。映像を見ればなおさらである。

なにしろこの3カ月、福島第一原発は爆発を繰り返している。ネットで交わされる議論では、「既にメルトアウトして地下に到達した核燃料が再臨界を起こしている」と見られている。

>昨年末から、連日連夜、フクイチの現場では爆発的な水蒸気の噴出が続いている。
あの激しい水蒸気の噴出は、地下で大変な高温が発生しているからだ。
この高温の発生は、地下で100トンの核燃料が再臨界したからだ。(飯山一郎)<リンク


東電のエリート(+政府、官僚)と、ネット上の草の根研究者。
この両者の温度差はいったいどこから生じるのか。



K2O(“ケー・ツー・オー”) 新井信介 「京の風」
2015年4月7日記事より
リンク
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『地下臨界が始まったと考えるべき。これは更に加速する。政府・官僚は誤魔化すばかりで何もできない。防御と避難を。』


3月20日につづいて、4月6日には、さらに激しい水蒸気。
そして、南相馬では、55μSV. が観測された。 
 この事態は、実際に、311後の3月14日の三号機の爆発直後と、同じような状態になったと考えるべきです。

一方、政府は、隠して、東電を擁護するのみで、もう他には、何もできません。

高級官僚たちは、統治体としての「枠組み」=自分たちの利権・職能を死守するために、領土問題で、譲らない姿勢を前面に出すことでプライドを保ち、この福島の地下の惨事を、大手メディアでは、ふれさせない。
しかし、現実には汚染がひどく、自分の家族を守るために、個人的には、どんどん西に家族を移しているのです。

こんな惨たらしい所作を、官僚や大企業の人間にさせている、悪魔の司令塔が、いるのでしょうか?
この事態になっても、まだ、原発再稼動で、自前の核兵器を持とうと考えているのは、実際は、わずかでしょう。

それよりも、どうも、これは、

これまでの権力を構成した集団意識=蚊柱が、自分たちの、これまでの待遇や権能をまもるために、とにかく、切羽詰りながら、乱暴に「事実」を隠している姿です。

彼らは、受験秀才と明治維新以後の名家・大企業経営陣と、通婚しあった特権層であり、選挙民にこびる日本の政治家のことを、徹底的にバカにしてきた人間たちです。 しかし、今では、こうした危機的事態を前に、まったくの無能です。思考停止です。 

深刻な重大問題がそこにあるのに、なかったと国民に言い聞かせる騙しの知恵しかないのです。あとは、自分の家族を逃がすのみ。
受験エリートは、解答の用意されている問題しか、解けないのです。

今の事態は、人類史的に、まったく、初めての事態です。

では、どうすればいいか?

まず、事実を直視することからしか、解決策は出ない。まず、すべての情報公開です。どんなに醜い事実でも。そして、もう、これまでのやり方をやめて、国家経営そのものを、新しい人間に、明け渡すしかないのです。

戦前、「満州事変」後に、大陸に戦線を拡大し、パールハーバーでの奇襲のあとは、一気に、シンガポールまで占領し、以後は、実際には戦略目標もないまま、占領地域を広げることを手柄にする意味のない行軍をつづけ、軍の指導者は悦に入っていたのです。補給も考えず、兵士が苦しんでいても、その実情を直視しなかった。占領地を広げることだけが目的という、大本営の自己満足を満たすだけの馬鹿げた作戦でした。そのとき、多くの国民に莫大な負担・損害・犠牲をもたらすことを、まったく意に介していなかったのです。

今の安倍政権、経済界、官僚たちは、まったく、同じ轍を踏んでいます。

ミッドウェーの敗戦の後、実際は、退却しているのに、「転進」という言葉で、負けをごまかし続けたのと同じです。
この4年間、アベノミクスは日本国内では富裕層にマネーをあつめ、企業には、あたらな雇用を生み出させたつもりですが、肝心な国民生活は疲弊したままです。非正規採用が増え、社会に、豊かな中間層が生まれないまま、貧困層が増大しています。


もう、これまでのやり方では「豊かさ」は生まれません。しかし、官僚は、これしかないと、数字を捏造しつづけています。


〜後略〜


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