生物の起源と歴史
302984 アレルギーは異物を攻撃する免疫細胞だが、これを制御するTレグ細胞。幼児期にTレグ細胞入り込むとアレルギーにならない。花粉症も「花粉症緩和米」で治る。
 
今井勝行 ( 中年層 東京 会社員 ) 15/04/12 PM11 【印刷用へ
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アレルギー根本治療の“鍵”を握る「Tレグ細胞」とは? NHKスペシャルで4/5放送

これまで対症療法や多少の予防策はあっても、完治は不可能と言われてきたアレルギーですが、そうした現状に大きな変化が! 4月5日(日)夜9時放送のNHKスペシャル「新アレルギー治療 〜鍵を握る免疫細胞〜」では、いま、大きく変わり始めているアレルギーの予防と治療の最前線をお伝えします。

この時期、現在進行形で苦しんでいる人も多い“国民病”の花粉症をはじめ、重度の場合は死に至る危険性もある食物アレルギーに完治の可能性が? 
4月5日(日)夜9時放送のNHKスペシャル「新アレルギー治療 〜鍵を握る免疫細胞〜」では、いま、大きく変わり始めているアレルギーの予防と治療の最前線をお伝えします!
現代病という言葉にふさわしく1960年代以降、患者数が増加したといわれる様々なアレルギー。この時期、花粉症対策でマスクをして通勤・通学をしている光景はもはや当たり前のものとなっていますが、先進国では実に3人に1人が何らかのアレルギーに苦しんでいるとも言われています。
アレルギーの根本治療の”鍵”として注目を集めているTレグ
これまで対症療法や多少の予防策はあっても、完治は不可能と言われてきたアレルギーですが、そうした現状に大きな変化が! 
そこには日本人の研究者の存在が深く関わっています。医学の分野で世界的な優れた発見・貢献をした研究者に贈られる「ガードナー国際賞」を先日、受賞した大阪大学の坂口志文(さかぐち しもん)教授。彼が発見した“Tレグ(=制御性T細胞)”と呼ばれる免疫細胞の存在が、アレルギー根本治療の“鍵”として注目を集めています。このTレグをコントロールすることで、アレルギーが完治するというケースが出始めているのです。
 
そもそも、アレルギーとは本来は害のない異物を、免疫が体を守ろうとして過剰に反応してしまうことで起きる症状です。
例えば、北米で農耕や牧畜によって自給自足の生活を営むアーミッシュには、アレルギーが極端に少ないのですが、その理由はこのTレグが体内に多いためと考えられています。Tレグは、免疫による攻撃(=アレルギー)を抑え込む役割を持っており、アーミッシュは幼少期から家畜と触れ合い、細菌を吸い込んでおり、その結果、Tレグを多く持つようになったと言われています。逆に、現代の日本のように衛生的で細菌が少ない環境だからこそ、Tレグが増えずにアレルギーが増加したとも言えます……。
日本でも、このTレグを取り入れたアレルギー治療が行われ始めています。農水省では花粉成分を含む遺伝子組み換え米、その名も「花粉症緩和米」を2020年より販売することを目指しています。これを食べることでTレグを増やし、花粉症を根本的に完治させる試験も始まっています。番組では坂口先生がスタジオに登場。アレルギー治療や気になるTレグの秘密について、質問に答えます。
アレルギー食品を食べた方が、アレルギーになりにくくなる!?
さらに、アレルギーの予防に関しても、これまでの常識を覆すような新たな事実を紹介! 
従来、妊婦や幼児はアレルギーの予防のため、アレルギー食品を避けることが常識とされてきました。しかし、幼児がアレルギー食品を食べた方が、アレルギーになりにくくなるという新事実が判明。それを実証する赤ちゃん実験の結果が公表され、母親や医師たちの間で大きな混乱が生じています。実は、アレルギー食品を食べて、腸から吸収することで、その食品への攻撃を抑え込むTレグが作られる仕組みがあるのだといいます。
 
一方で、ピーナッツオイル入りのスキンクリームを使用した赤ちゃんが、次々とピーナッツアレルギーを発症するという事件がロンドンで発生! 研究の結果、腸ではなく皮膚からアレルゲンを吸収すると、Tレグではなく、異物を攻撃する免疫細胞が作られ、アレルギー発症の大きな原因になるとのこと。食物アレルギーだけではなく、花粉症やアトピーに関しても皮膚からの侵入が大きな原因となっていると言います。
体に良かれと思ってやったことが実はアレルギーの原因に!? 一体、何が正しくて何をしてはいけないのか? 番組ではアレルギー研究の専門家である大矢幸弘氏による、妊婦や乳児のアレルギー予防のための食事指導もあるので、これからお子さんを持つ親、妊婦の方はぜひチェック!
番組MCは自身もマンゴーアレルギーである加藤浩次さん、花粉症を患う鈴木奈穂子アナウンサーが務め、さらにゲストとして卵・ゴマアレルギーの娘を持つ母親である松嶋尚美さんも来場。アレルギーに悩む当事者たちが最新の治療について率直な感想、意見を交わし、疑問を専門家の先生にぶつけ白熱の座談会が展開! 現在も多くの人が苦しんでいるアレルギーですが、近い将来、根治治療が必ず実現するという力強い言葉も!!
 これまで何の症状もなかったのに、ある日突然、花粉症の症状が出始めたり、両親に症状はなくとも生まれてきた子がアレルギーを持っていることも。現在、アレルギーでつらい思いをされている方はもちろん、現在はアレルギーのない方も治療・予防の最前線をのぞいてみては?

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Tレグ細胞が花粉症を治す強い味方に!免疫力を下げないアレルギー治療法とは

日本の国民病とも言える「花粉症」

花粉症に限らずとも、日本人の3人に1人は何かしらのアレルギーに感染していると言われている。
かくいう私も花粉症&ネコアレルギー

根本的治療法が見当たらないと言われてきたアレルギー根治の鍵として、今注目されているのが「Tレグ」と呼ばれる免疫細胞だ。

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Tレグで花粉症が消える?!

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Wikipedia T細胞

Tレグ細胞は、免疫力低下を招く外的攻撃を抑止し、免疫力維持に効果があると言われている。つまり、自身の免疫力を落とすことなくアレルギーを根治することができる。

近年、花粉症の根治療法としてアレルゲン免疫療法、このうち特に注目されている舌下免疫療法は確かに効果が確認されているものの、個人差があることも指摘されていた。

その原因がこのTレグ細胞だとわかった。このTレグが体内を体内で生成できれば、花粉症の根本的治療ができるのではと言われており、農林水産省は2020年までにTレグが配合された「花粉症緩和米」という遺伝子組み換え米の販売を目指しているという。
 
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