宇宙・地球
302332 ウクライナ問題の深層 IMFとモンサントらによる土地の乗っ取り
 
田村正道 ( 52 京都 建築士 ) 15/03/22 PM11 【印刷用へ
軍事的な問題として報道されるウクライナ問題ですが、軍事以前に、IMFとモンサントらによる土地の乗っ取りによってウクライナの豊かな土壌が有害植物ゲームの実験場と化しているようです。

リンク
より引用します。

「マスコミが決して語らない、ウクライナでのモンサントの役割」
これはウクライナ農地乗っ取りだろうか?
Christina Sarich
2015年1月11日
Natural Society
世界銀行と国際通貨基金(IMF)は、最近、ウクライナでバイオテク会社が戦争を推進するのを手だすけしている。現在ウクライナで起きていることは、有毒食物ゲームにおける、モンサント、ダウ、バイエルや、他の大企業の権益と深く結びついているのは確実だ。
モンサントはウクライナに事務所がある。これはあらゆる場所で‘責任’を叫ぶ為のものでなく、政治的支配力を得たい場所に基地を置くアメリカ軍の習慣と同じだ。この事務所開設は、もっぱらアメリカ・バイオテク企業による乗っ取り支援の為の、IMFと世界銀行からの借款を得て、世界で最も嫌われている企業の一つによる土地乗っ取りと同期している。
以前、ウクライナでは民間企業の土地所有が禁止されていたが、モンサントが、ウクライナでやりたいことをするのに‘ぎりぎり間に合う’よう解除された。

実際、IMFによる政治工作で、ウクライナに、170億ドルの借款が与えられるが、ウクライナが、ヨーロッパ全体でも、最も手付かずの農地の一つを破壊して、バイオテク農業に開放し、モンサントの毒の作物や化学製品販売を認めればという条件だ。農機具大企業ディアは、デュポンやモンサント等の種子メーカーともども、絶頂を迎えることになる。

‘援助’を装って、ウクライナの膨大な農業上の富に対する主張がなされている。ウクライナは、トウモロコシ輸出では世界第三位で、小麦輸出では第五位だ。ウクライナには、ほとんど何でも栽培可能な深く豊穣な黒土があり、膨大な量のGM穀物を生産するその能力こそが、バイオテク企業が、あたふたと乗っ取りにでている理由だ。

The Ecologistで報じられた通り、オークランド研究所によればこうだ。
“ウクライナは農業での遺伝子組み換え生物(GMO)の使用を認めていないが、EU協定の農業に関する第404項には、通常気がつかれずにいる節がある。そこには、何よりも、 、双方はバイオテクノロジー活用拡大に協力する、とあるのだ。
この条項が、アグリビジネス業界の期待に合致しているのは疑いようがない。投資銀行パイパー・ジェイフレー調査部長マイケル・コックスが言う通り、‘ウクライナと、かなりの程度、東ヨーロッパは、農機具大企業ディアや、モンサントやデュポン等の種子業者にとって、最も前途有望な成長市場だ。”
読む: 元GMO賛成派のバイオテク科学者がGMOは安全ではないことを認めている
ウクライナは、ヨーロッパの穀倉地帯だったが、今やバイオ戦争のさなかにあり、おびただしい量の除草剤散布や、土壌の枯渇や、完璧な生態系の全面的崩壊のおかげで、多くのアメリカの農地がそうなってしまった荒れ地になるだろう。

アメリカ政府機関の狙いは、バイオテク企業の権益の為に、ウクライナ乗っ取りを支援することだ(他の戦略には、ロシアもBRICSと新たに協力して、SWIFTと呼ばれる決済制度の自らの代替制度で拒否している、衰えつつある神秘主義の銀行制度へのてこ入れもある)。これはバイオテク企業によるハワイ諸島やアフリカの土地乗っ取り欲望と良く似ている。
ウクライナ戦争には、一般市民には明らかにされていない様々な側面があるが、バイオテク企業連中が、豊穣なコーン・パイに手を出しているのは確実だ。
更なる情報源:
Oakland Institute
 
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