企業を共同体化するには?
302072 「頑張る」は「我を張る」
 
匿名希望 15/03/14 PM08 【印刷用へ
「頑張る」って良く使うけど、「(方針が無いけど、時間と身体張って)頑張る」という状況の時だな〜とつくづく感じています。

「頑張る」は、方針が無いだけではなく「我を張る」。
この言葉にハッとさせられました。

++;;;
史上最強の思考停止言葉・・・ 「頑張ります!」

「気持ちも新たに頑張ります!」
「今年は去年以上に頑張ります!」
「限界に挑戦するよう頑張ります!

威勢の良い言葉が、職場のあちこちから聞こえてきそうです。
私の気持ちも「新年」という言葉の魔力に後押しされて、何となくリフレッシュされています。

ところで、私達はこの「頑張る」という言葉が大好きですね。
やる気を表現する言葉としては、おそらく使用頻度ナンバーワンではないでしょうか。

「頑張ります!」
「おお、頑張ってくれ!」

両者で何となく前向きな気持ちが通じた感を持つことができる、とても優れて便利な言葉です。
しかし一方で、最近私はこう思うんです。

この「頑張る」という言葉は史上最強の思考停止言葉! ではないか。


「頑張ります!」という言葉で、前向きに一生懸命やろうという気持ちは表現されるのですが、これといった具体性を伴わないまま、

何となく気合いでGO!はい後はヨロシク・・・的になって、それ以上深く考えなくなってしまう危険性をはらんでいます。

しかもこの言葉、かなり好感度の高いポジティブな表現だけに、なんとも始末が悪いのです。

「よし、頑張ろう!」

そこには残念ながら具体的なアイデアや行動への一歩はありません。

かく言う私もよく使いますが、よくよく考えれば、「頑張ります」と言っているときには、それ以上あまりものを考えていないことが多いようです(失笑)。
一人で失笑してどうすんだ!ってツッコまれてしまいますが、では、どう考えれば良いのでしょうか。

それは、
-----------------------------

頑張るのではなく工夫する

-----------------------------
です。
私は日頃から、うまくいくための方法は
-------------------------

『好きで得意なことを、

 正しい方法で、

 徹底的にやる』

-------------------------
ことだと思っています。

この「正しい方法で」が大事でして、与えられた仕事を工夫をしないで頑張ってしまうと、時代遅れの方法で、あるいは、表面的な効果の薄い方法で徹底的にやってしまうことになり、「頑張っているんだけどなあ・・・」てなことになりかねません。
あまり考えなくても一生懸命頑張れば何とかなった時代は、とっくの昔に終わっています。

変化、変化の今の時代、本当に必要なことは、「頑張る」ことではなく「工夫する」ことだと思うんです。

新しい課題を何とか乗り越えるためには闇雲に頑張るのではなく工夫が必要です。人が足りない、でもやり遂げなければならない仕事は、根性だけではなく工夫があればできるかもしれません。

アタマの固い上司にイエスと言わせたのは、言い方を工夫したからかもしれません。「頑張ろう!」というのは気持ちの持ちようです。
気持ちというものは不安定なもので、ほっておくと自然に低下したり、少しのことで萎えてしまったりします。

-----------------------------------
「工夫しよう!」
というのは具体的な思考や行動の
変化を要求します。
-----------------------------------

小さな変化が小さな成果を生み始めると、自分に対する承認が起き、また次の工夫へ向けてのエネルギーが充填されます。

世の中の変化について行くためには、頑張る! で何とかするのではなく工夫する! で何とかする。という考え方を一人一人が持つ必要があると思います。
余談ですが、

「頑張る」の語源は「我ん張る」

だそうです(他説もありますが)。

すなわち、我を張る、他人の意見を押しのけて、強く自分の意見を押し通すことから来ているそうです。周りがどんどん変わっていく変化の時代に、これでは創造的な工夫はできませんよね。
漢字って、本当に良くできています。リンク
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_302072
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp