生物の起源と歴史
301794 空腹感は「食べろ」ではなく「活動しろ」という合図
 
稲依小石丸 ( 30代 犬上 ) 15/03/06 AM00 【印刷用へ
「過食」は生活習慣病を始め、様々な心身の問題を引き起こす要因となります。
多くのダイエット方法を試すのも有りですが、野生動物の生態に重要なヒントが示されています。

野生動物は、空腹状態が続くこともありますが、やっと食糧にありついても、基本的に食べ過ぎることがありません。
血糖値の低下が空腹感をもたらしますが、活動のために体内脂肪から糖を作り出します。それにより、血糖値がある程度のレベルに戻って空腹感も緩和されるので、食べ過ぎないのです。

飢餓を脱した社会における人間は、空腹(血糖値低下)を感じたらすぐに何かを食べることが出来ますが、自ら糖を作り出す過程を経ないため、強い空腹感のままで食べ過ぎてしまうのです。

空腹を感じて即死することはありません。
空腹感は「食べろ」ではなく、「活動しろ」という合図であると捉える方が、自然の営みに合致しているのではないでしょうか。

○なぜ野生の動物が食べ過ぎないのか?そのことからわかる人間が太ってしまう理由リンク
<一日二食・プチ断食で健康体>より
////////↓↓引用開始↓↓////////
◇野生の動物が食料を得るのに時間がかかっても食べ過ぎない理由

野生の動物は太らないのですが、ペットとして飼われることによって、糖尿病になるなど生活習慣病になってしまうこともあります。
人間とその人間に飼われるペットは、食べ過ぎと運動不足が原因です。
野生の動物はもちろん運動不足はないわけですが、それと同時に食べ過ぎるということもありません。
野生の動物は、空腹を感じた後も簡単に食料にありつけず、場合によっては数日にわたり空腹状態が続くことも珍しくありませんが、食べ過ぎません。
しかし、私たちの感覚からすると、空腹感の極地で食べ過ぎてしまうのではないかと思いますが、そうなりません。
では、なぜ食べ過ぎないのかというと、空腹感を感じた後から、食料にありつくまでの間に活動をしているからです。


◇空腹状態で活動し続けることによって体内に起こる現象とは?

空腹感を感じるということは、エネルギー源であるブドウ糖が不足しているわけですが、野生の動物が食事にありつくためには、動き続けで食料を得なければなりません。
そのため体内にストックしてある脂肪などを燃焼させて、活動するために糖を作り出していきます。その結果、食事にありつくまでには、脂肪が取り崩されることにより、血糖値が元のレベルに戻り、強烈な空腹を感じない状態になっています。
また実際に食べ始めても、程良い頃に満腹感が訪れ、食べ過ぎることがないのです。
しかし、人間は違います。空腹を感じた時には、活動をすることもなく、そのまま食べ始めてしまいます。
そのため脂肪を燃焼させて、糖を作り出すというところまでいかないので、血糖値が下がった状態のままで食べることになります。
その結果、血糖値が元のレベルに戻るまでの間は、空腹感で食欲が続きますので、食べ過ぎてしまうわけです。
まとめると、自然界の動物は空腹→活動・運動→食事という流れになるので、食べ過ぎないわけです。
ところが人間は空腹→食事、もしくは空腹は強くないけど時間なので食べるということするわけですから、食べ過ぎてしまい、太っていき、最後は生活習慣病となってしまうわけです。
これは飼われている動物のペットも同じような流れで食事をしてしまうので、<人間と同様に太り、生活習慣病になってしまうわけです。


◇まとめ

予防医学を専門とする医師の井上敬先生は、空腹感は食べろという合図ではなく、活動をしろという合図だとも述べています。
断食のメリットとしてこのブログで紹介してきたように、空腹状態では頭も冴えて、身体も軽くよく動くのだから、本来は活動に最適な状態です。しかし、すぐに食べてしまって、絶好のタイミングを逃しているとも言えます。
このような野生の動物が太らず、健康である理由を知れば、空腹状態になったらすぐに食べるという生活がいかに不自然かということがわかるのではないでしょうか。
一日一食や二食生活によるプチ断食生活であれば、必ず空腹状態で活動する時間が生まれてきますので、自然と野生に生きる動物と近い状態になります。そのため食べ過ぎができなくなっていきます。
私が一日一食生活を実践して驚いたのは、一食にもかかわらず、食べ過ぎれなくなるということです。
そのため野生の動物がに食べ過ぎがないということに非常に納得できます。
空腹状態を恐れるかのように、空腹感を感じると、すぐに食べないといけないという固定観念がありますが、実はそのほうが不自然なのかもしれません。
////////↑↑引用終了↑↑////////
 
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