西洋医療と東洋医療
300027 「自分でがんを治した人」のネットワークに入る 神田昌典さんと読む『がんが自然に治る生き方』【2】
 
岡本誠 ( 61 兵庫 経営管理 ) 15/01/08 PM11 【印刷用へ
がんと診断された経営コンサルタントの神田昌典さんは、ケリー・ターナー著『がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと』を参考にして完治させた。その過程で自分に合った治療法を徹底的に調べ試したそうで、自前の追求力と追求仲間のネットワークががんを克服した事例と言えます。PRESIDENT Onlineのインタビュー記事より紹介します。リンク

〜〜〜〜〜〜(以下、引用)〜〜〜〜〜〜
ベストセラーを連発し、セミナーや講演活動などで多忙な毎日を送っている経営コンサルタントの神田昌典さん。4年前、悪性黒色腫(メラノーマ)と診断され、一度は人生を閉じることを覚悟したといいます。いくつもの幸いが重なって、病気は完治しました。

――どうやってご自身で治療計画を立てたのでしょう。

僕は東洋医療も西洋医療も含めてあらゆる治療法を試してみようと、インターネットでかたっぱしから調べました。西洋医療のなかでも最先端の免疫自助療法まで全部試しました。その過程ではずいぶん混乱させられましたね。東洋医学の専門家は薬を飲むな、手術はするなと言うし、最先端医療の専門家は伝統医療なんてやめておきなさいと言うし、伝統医療の専門家は最先端医療なんて受けるくらいならうちに寄付をしたほうがいいと言うんです。かなり高額の最先端医療をうけたときに、「あなたの腫瘍はこの治療でいちばん治りやすいということが証明されている」と言われたのですが、別の患者さんにもまったく同じことを言っているということがわかりました。ショックでしたよ。よくできたセールストークだったんです。医療現場の現実をしっかり見せていただきました。

――手術はされましたか。

幸いなことに、左脇のリンパ節にあった僕の腫瘍は、次の検査のときになくなっていました。この腫瘍が悪性だったら、指を切断することになっていたでしょう。先生からは「強運としかいいようがない」と言われました。(略)

――東洋医学は試されましたか。

東洋医学系のある治療師には「これはカビだからお酢のなかに入れておけば治る」と言われて驚きました。まさかこんな致命的といわれる病気がお酢につけてなおるなんてそんなはずがないと思ってネットで調べたところ、実際に「がん真菌説」というのもあるんですよ。

ドクター・シモンチーニと言う人が一番有名なんですが、この人の医師免許は剥奪されていて、彼が書いた本もいまはほとんど出回っていません。僕はなんとか彼の連絡を突き止め、メールを出しました。そうしたら「爪の下まで行っているようなので、治らないだろう」と言われましたが、そのあとまたメールがきて、そこには難しい名前の薬と治療法が書いあったんです。「これを試してみろ」と。用語がわからなかったのであとで調べようと思って調べたのですが、シモンチーニ氏に関する情報はなぜかウェブ上からことごとく消されていてわかりませんでした。

それで、がんは細胞内感染によるミトコンドリアの栄養障害で起きると言っている西原克成さんという日本の医師がこの本のなかに出てきたのでちょっとびっくりしました。彼の説が証明されているわけではありませんが、僕は本当かもしれないと思います。インターネットであらゆる情報を調べているうちに、ジョン・ホプキンス大学の医学論文で、水虫の薬を服用するとがんが縮小すると書いてあるものを見つけました。びっくりするような話でしょう。僕はビジネス的なアプローチもできるので自分の病気を使って、ととにかくありとあらゆることを調べたんです。

――西原医師の説を含め、この本にはさまざまな仮説が出てきますが、どれもまだ実証されたものではありません。

そうですね。どれもまだ仮説じゃないか、という意見もあるでしょう。でもこの本は出さないリスクのほうが高いと思います。実際にがんになった人にとってみればこの本は福音です。(略)

――なぜご自身ががんになられたと思いますか。

それはわかりません。(略)

――ストレスは免疫力を下げるといいます。

ただ、まったくストレスのない生活を送るのは難しいですよね。仮に病気になったとしても、病院での治療を受ける前に自分でできることもあるんです。体を温めたり、整体をやったり。僕のクライアントで糖尿病になった方がいて、インスリン療法をすることになっていたのですが、自分で集中的に体を温めるなどのケアをして、結局やらなくていいことになりました。症状を軽くするとか、患部を小さくしておけば、手術をするにしても小さく切るだけですむ。ほとんどの人はそれもせずに、たとえばがんが最大化したところで医者に飛び込むからごっそり切られてしまう。

――補完的な治療にしても、自分に合ったものを見つけるのはむずかしいですよね。

厄介なのは、安くて理にかなっている昔ながらの治療法ほど検索で簡単にはわからないということです。「これで治った」と言うと「そんなので治るわけない」と叩かれるから、やっている人は隠密行動で、治った事実は口コミだけでしか広がっていかないんです。

あとこれは非常に言い方が難しいのですが、信じてやるから治る、という部分もあるんですね。信じることで自己治癒力が高まった結果として治ったのに、それで高いお金をとる人は信用できません。信じることは治癒力を高めるのは確かです。だから西洋医学がいちばん効くと信じている人はそれをやればいい。この本でも三大療法(手術、放射線、抗がん剤)を否定はしていません。ただ、西洋医学的な見地から「科学的に根拠がない」といわれるものであっても、役立つものはあるということです。

――9つの実践項目のひとつに「治療法は自分で決める」というものがあります。神田さんはご自身で治療計画を立てられたわけですが、この部分は相当ハードルが高いのではないかと思います。

僕の場合はたまたまトレーニングを積んできているので、仕事でやっているのと同じようにストーリーをつくり、目標設定をし、それに向かって行動することができました。「病気のある現実」から「ない現実」にシフトするストーリーをつくって行動に移すのです。

長年この手法を自分で実行したり人に教えたりしてきて思うのは、どうやら自分にとって「都合のいい現実」は努力したから実現するというよりも、物語の力を使って別の次元にシフトすることによって起きると考えたほうがしっくりくるということです。

いまはインターネットの時代なので、本気で調べ始めたら、すぐに自分でストーリーを描き、それにしたがって行動して、あたりまえのようにがんが治っている人たちが少なからずいることがわかります。そういう人たちのネットワークがある。そういう人たちのいる場に自分を置けば、考え方も変わっていくと思います。
〜〜〜〜〜〜(引用おわり)〜〜〜〜〜〜
 
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