アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
299609 国際金融資本の崩壊、アジア・北京体制の成立へ
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 14/12/27 PM10 【印刷用へ
国際金融資本の世界覇権崩壊が進んでいる。
世界文明の中心の西洋からアジアへの移動と中ロが主導している多極世界システムへの流れは止まらない。

国際情勢の分析と予測リンク より引用
///////////////////////////////////////////////////////////
11月10-11日に北京で行われたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は世界史上重要な意味を持つ。前の記事のコメント欄で現代のヤルタ会談との指摘があったが正にその通りである。
エリック・ホブズボームの定義する長い19世紀はフランス革命とナポレオンの戦争の26年間の混乱期のあとウィーン会議でウィーン体制が成立した。その本質は、大英帝国を唯一の世界覇権国とする一極体制と欧州大陸の多極システムである。

短い20世紀は第一次大戦から第2次大戦までの31年間の混乱期の後ヤルタ会談によるヤルタ体制が成立した。その本質は、米ソの二つの超大国が世界を支配する2極体制であり、その裏で大英帝国に本拠地を置く国際金融資本が米ソ両国を支配するという一極システム(ソ連については1953年にハザール系ユダヤ人を介した国際金融資本の支配が崩壊しロシア人が国家主権を奪還した)が存在する。

長い21世紀はベルリンの壁崩壊から国際金融資本崩壊までの25年+αのあと、北京でのAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議による北京体制が成立しつつある。その本質は、国際金融資本の世界覇権崩壊と、世界文明の中心の西洋からアジアへの移動、日中露印独伯等の多極世界システムである。

11月15-16日には豪ブリスベーンで主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)が開催される。しかし、北京のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議で世界の大勢は既に決しているようだ。オバマ大統領と習国家主席の北京での首脳会談が11-12日の2日間で10時間にわたって行われたことがその一つの証拠だ。この会議では中露による貿易決済のドル依存脱却が合意された。日露間では日本から天然ガスパイプラインの東京への延伸が要請されたとロシアマスコミは伝えているが、これは国際金融資本の脅迫によりエネルギー資源の輸入を海路に限定されてきた戦後日本の属国体制からの脱却を意味する。
//////////////////////////////////////////////////////////////
(引用以上)
 
  List
  この記事は 299537 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_299609
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
307005 不平等な日米関係 独立の日はいつ来るのか? 洞口海人 15/08/20 PM03
302298 中国主導のアジア投資銀に英国、独、仏などが参加へ!米国が参加を批判!日本は参加に否定的!「米国に対する挑戦」 瀬部倫一郎 15/03/21 PM10
301598 馬淵睦夫著『世界を操る支配者の正体』 松井英仁 15/02/27 PM09
299745 アメリカが量的金融緩和を終了すると同時に日本が追加の量的金融緩和を行った意味 中田燿平 14/12/31 PM04

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp